「お腹の調子が悪いのですが、それも治療することができますか。」
「できますよ、調子が悪いということなのですが、痛みがあるのですか?」
「痛みはないのですが、何となく調子がよくないという感じです。」
「そうでした、それは多分、東洋医学的に胃の問題だと考えられるので、ちょっと身体の状態を診察させてもらいますね。」
(おそらく嘈雑かな)
「診察をしていくので、ベッドに寝て頂けますか?」
「わかりました、どういう風に寝ればいいですか?」
「仰向けでお願いします。」
「わかりました。」
「脈を診させてもらいますので、左手の脈を触りますね。」
「はい。」
(何を診る、脈を診る?分かるの?)
「脈を触れた感じだと、お腹に問題があるように感じられるので、ちょっと舌を診させてください。」
「はい?」
「舌を見せてください。」
「した?」
「舌です。」
「本当に“した”ですか?」
「はい、舌です。」
妙齢の女性施術者と妙齢の男性施術者の会話でした。
横で爆笑してしまいました。