ブログを書くことで変化すること

Pocket

 ブログを書き始めてから、自分の中で変化が出てきたのが分かりました。最初はブログを書き続けられるのかというのが気になったのですが、続けてみたら自分にとってプラスが多かったです。

 何が一番プラスかと言えば、ブログネタは何かないかなと考えることによって観察力が向上したところではないかと思います。日常治療の中で、見過ごしていた体表所見や考え方などをもう一度考えるきっかけになりました。

 

 治療でどこがいいという話しを聞いて、そのまま使うだけではなく、どのような「使い方」がいいのかを考えるようにもなりました。

 

 普段治療をしていると、忙しいときなどは意識をしないで終わってしまうことや、仲がよい患者さんを治療しているときは、話しに集中しているので、治療は考えるというよりは、手が動いて行っているときが多かったのが分かりました。

 

 もちろん、治療をしているときに話すことは変わらないのですが、自分の中でブログを通してアウトプットをしていっているので、自分の頭の中が整理できたというのもメリットです。

 

 一般的には東洋医学は訳が分からないものに感じやすいですが、出来るだけ簡単に専門用語を少なく書こうとして意識をしていたことが臨床に役立つようになったと思います。

 

 もちろん、患者さんには確認していないので独りよがりの可能性も大です。

 

 一人よがりでも年を取って、自分のやり方などが変化するという成長を感じられるのは少なくなってきているので、自分の刺激になっていいです。

 

 技術や知識の成長は、なかなか結果がでない時期が長く続いて、その後急激に上昇するS字を描くといいますが、ちょうどここ1年ぐらいが上昇しているというのを感じ始めたところだったので、自分の中では大きなプラスになっています。

 

 自分の考えややっていることを文章にしようとすると、治療中でもその表現でいいのかと考えることも多くなったので、技術の分析もしやすくなってきたと思います。

 

 技術を自分で分析すると、他でもいいのでは?という疑問が生じたりするので、他から治療をしてみて、最初の考えたところで適切な結果が出れば、自分の考えはよかっただろうと思えるので自身にもなりました。

 

 文章を書くスピードはブログを書き始めたときから比べたら、格段にあがってきたのが分かります。2時間近くかかっていた内容が、最近では30~60分で済むようになったので、効率で言えば倍ですね。

 

 文章の上手さはなかなか向上しないですけどね。

 

 落語も読んだり聞いたりしてみたら話しが上手くなると言われるので、試したいと思いながら、既に何年も経過しています。新しいことを何個も出来るほど器用ではないので、しばらくはブログに専念するようにしてみます。

 

 治療で伸び悩んでいる方やどうすればいいか分からないという方も、治療や考え方について匿名でもいいので無料ブログに書きだしてみるのもお勧めの方法ですよ。

Pocket