睡眠時間が短くても生活が出来るとか適切な睡眠時間という話しがありますが、一体、何が正解になるのでしょうか？

　私が気づいたのは、22時30分頃に寝て、目が覚めるときまで（大体8時近く）寝ていたのを数日したことがあるのですが、数日続けてみて驚いたことがあります。

　普段も睡眠はしっかり取るようにしていますし、睡眠時間も少しは気にするようにしていたのですが、数日、そういった生活を続けて、パソコンも触らず、スマホもいじらずという生活だったのもあるのでしょうが、鏡を見てびっくりでした。

　だから何だよというところでしょうが、目の開き具合が違ったのです。もちろん、顔の血色もよくなっていたのですが、いつも見る自分の目よりも1.5倍大きいのではないかと思いました。

　冗談だろと思われるかもしれませんが、鏡の前で2度見どころか3度見してしまいました。確かに、目の疲れもなかったし、頭がすっきりする感じもあったので、睡眠の質と量で大分変わるのだなと思いました。

　歳を取ったから変化が分かるようになったのではないかと思った方は正解です。若いときはそんなに変わったとは思わなかったのですが、歳とともに変化が分かるのだなということで、驚くと同時にガッカリしました。

　普段の生活の中で、私自身の最適な睡眠時間は7～8時間で8時間に近い方が身体は軽く、パフォーマンスもあがりやすいですね。7時間未満でも普通に生活が出来るのですが、身体に一枚の皮がかぶっているような感覚になりますね。

　5時間でも十分生活できるのですが、その生活をしばらく続けたら、手足が冷えやすく感じ、体調が落ち始めてきたのが分かったので、現在は7～8時間を確保できるようにしています。

　お酒が入るとまたこの睡眠時間が変わりますね。お酒が入ると、さらに1~2時間の休息を取る方が身体に取っていい状態だと分かるようになりました。年のせいですけど。

　二日酔いをするように飲んだ場合は、程度にもよりますが、次の日の夕方まで復活しなかったりしますけどね。患者さんとの話しでも二日酔いが辛いとやはり次の日の夜までは辛いという話しは聞きます。

　いろいろな論文やニュースで最適な睡眠時間はどのぐらいかという話しが出てくることがありますが、私自身は自分の体調にあった7～8時間を目安にしていこうと思います。

　もし、これ以上眠くて仕方がないようだったら、身体が劇的に疲れてしまっているか、調子が悪い証拠だと思って自分の身体の管理をするようにしています。