東洋はり医学会

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 鍼灸流派は多くありますが、最大の人数と考えられるのが経絡治療学会で、その次がこの東洋はり医学会だと思います。

 東洋はり医学会は福島弘道・小里勝之・高橋泉隆・高橋秀行・里見豊也の5名の視覚障害者の先生方によって作られたもので、治療内容は経絡治療になります。もともとは視覚障害者の方達に経絡治療を指導していたのが晴眼者も受け入れていき、現在のような形になっています。

 

 東洋はり医学会が成立した背景は、『[amazonjs asin=”488116001X” locale=”JP” title=”昭和鍼灸の歳月―経絡治療への道”]』の中に出てくるので、そちらを参考にして頂ければいいと思います。

 

 経絡治療をもとにした団体なので、経絡治療学会の兄弟のような存在ともいえる流派です。全国だけではなく、海外にも支部を持つ流派でもあります。歴史も長いので、地方にも普及されているので、地方であれば、経絡治療学会が東洋はり医学会の流派ぐらいしかないとも言われることが多いです。

 

 海外支部も存在しているので、外国で日本流の鍼灸を学ぼうとすると、東洋はり医学会にたどり着くことが多いと思います。私は、外国で学んでからという方とはそれほど多くは話していませんが、海外で最初に学んだのが東洋はり医学会ですという人に会ったことがあります。

 

 行っている治療法は経絡治療なので、経絡治療学会と全く同じなのかと言えば、設立から時間が経っているのもあるので、ベースが一緒でも違うところがあると思います。私自身は学んだことがないので詳細は分かりません。

 

 ただ、周囲で行ったことがあると言う人もいましたが、勉強になっているようでした。学生向け講習会、学術大会、定例講習会と普及・指導に力が入っていますし、海外の講習会もあるので、日本で学んで海外で鍼灸をしようとするときには、たどっていけるのがあるというのは大きいのではないでしょうかね。

 

 経絡治療学会や他の流派でも長いところは、引き継ぐ人もいて、運営できているというのは凄いなと思います。

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