治せる鍼灸師になりたいと言ってもどうすればいいのでしょうか?
鍼灸で本当に病気がよくなるのでしょうか?
よくなっている人もいるし、よくなっていない人もいますが、本当にいいか悪いかは解明することはできないと思います。科学が進歩したら何か結論が出るかもしれませんが、歴史的にみれば、鍼灸という治療法は残っているので、よくなると考えていいのではないかと思います。
治せる鍼灸師になるためには勉強をすればいいのかということになりますが、勉強だけでは治せるようにはならないと思います。会社経営の研究者が会社をうまく経営できるかというと別の話しで、客観的に見ることはできても、経営が出来ないことが多いと言われることがあります。
他だと名選手は名コーチになれないという表現もあるように、一つに特化をしてしまうと、何かの能力を失う可能性もあります。
勉強はすることはもちろん大切なのですが、自分がやったことをしっかりと分析して、何がよくて、何が悪かったのかを分析できるスキルが重要になると思います。現場で考え続けるというのが治せる鍼灸師になるために必要なことだと思います。
鍼灸の治療では勉強するという頭が必要になるのですが、技術も必要になるので、自分の思ったように鍼灸を扱えるようにするというのも必要なスキルだと思います。
同じ経穴を使っても効果が出る、出ないというのは治療する人によっても変わってしまうので、治療効果が出るような鍼灸が出来るように、感覚を研ぎ澄ましながら、考えることが必要になると思います。
治せる鍼灸師になるという気持ちを持ち、なれると努力し続けることが大切だと言えますが、努力を“し続ける”ことが一番重要なのではないかと思います。
最初は誰でも素人ですが、その道に長くいて、考えて努力をし続けた人は、それなりの結果に結びつくので、継続こそ力だと思います。
ビジネス書では自己啓発系の書籍が多いですが、仕事をし続けるのに、モチベーションが下がってしまうと、考える、努力の継続が難しくなってしまうので、自己啓発系の書籍を読むことでモチベーションを維持していると言えると思います。
たまに、ビジネス書を読むと考えだけではなく、生活習慣の改善の話しも出てくるので、鍼灸師に取ってもビジネス書は有用ではないかと思います。私も書店に行ったときにはビジネス書のコーナーに行って、モチベーションを保てるような書籍を探すことが多いです。
最初は誰でも素人ですし、継続が命綱とも言えます。そういった点で、継続と関係する志は重要で、志と関わる腎を強めておくことが必要だと思います。そういったことを理解するには、『天才! 成功する人々の法則』を読むといいと思います。
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絶対的に成功するという訳ではありませんが、その道で成果を出すのであれば1万時間を費やす必要があると言われますが、そういった話しがこの本の中に書かれています。もちろん、ただ1万時間を過ごすだけではダメなのですけどね。
本でペーパーブック(薄い本)が出ていたのですね。ハードカバーは頑丈だし、見た目もいいですが、読む分にはペーパーブックで十分でしょうね。