時間厳守

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 治療家になるのに大切になるのはいろいろありますが、時間厳守は重要なポイントになると思います。

 最初のうちは、患者さんの状態によって治療時間も変わっていってしまうので、どのぐらいかかるのか分からなくて患者さんも困ってしまいますが、出来るだけ、言った時間で終わるようにしておくのが大切になります。

 

 治療時間を厳守できないと何が起こってくるのかと言えば、次に予約が入っている場合、せっかく時間厳守で来て頂いているのに、待ってしまうので、一人5分のずれでも1日になると1時間前後ずれてしまうことになるので、治療を始める時間は絶対に厳守をする必要があります。

 

 予約ではなく、来院順に治療をするのであれば、スタートする時間は患者さんを案内してからになりますが、予約治療の場合は、その時間と決めたら、その時間にスタート出来るようにしておく必要がありますね。

 

 治療の時間を何分ぐらいということを伝えたのであれば、それも必ず守る必要があります。治療内容によっては時間がかかってしまうことはもちろんなのですが、いつも終わる時間がバラバラだと、患者さんも自分の時間を使って来てくれているので、迷惑がかかってしまうことになります。

 

 夕飯を作りたかったのに作れなかったから買って帰るという行動になってしまうのであれば、生活指導で食事のことを話しても、実行する時間を奪ってしまうことになります。

 

 現場に出て最初の頃は私も治療時間一杯までかかってしまい、しかも結果をしっかり出すことが出来ずに悔しい思いをしたことがあるので、出来るだけ手際をよくして、すばやく治療が出来るように、指示や説明に関しては時間がかからないように短縮できないかを考えていました。

 

 時間を守るというのは、副次的効果があり、患者さんも時間をしっかりと守ってくれることになります。こちら側がルーズであれば、治療時間が延長して、行っても待つことが多いから、10分ぐらい遅刻しても大丈夫だろうと考えてしまって、時間概念がどんどんとずれていってしまいます。

 

 私がこれに気付かされたのは患者さんの一言でした。その方は訪問で伺っていたのですが、インターホンを5分前に押すというのが数カ月続いたときに、

「どんな時でも時間をしっかりと守っているのは凄いですね。こちらも、その時間の前になると来ると思うので、準備をしているのですよ。」

と話して頂いたことで理解できました。

 

 そんなつもりではなかったのですが、こちらが時間を守るという姿勢を貫いていると、患者さんの方でもその時間に合わせてくれるようになるのだなと思いました。我々は治療者として、資格を取れば先生と呼ばれるし、いつでも偉そうに話をすることが可能な立場になるのですが、謙虚に続けるということが一番大切になるし、自分がまずは実行しなければいけないと思うようになりました。

 

 運動、食事、治療、休養はそれ以降、注意をしなければいけないと思って行動していますが、なかなか全てとはいかないところが悩ましいですね。言うのは簡単ですが、やるのは難しいですよね。

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