医師で鍼灸を行う人もいる

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 医師免許を取得すると医療分野はほとんど行えるので、医療という分野の中では、トランプで言うとジョーカーのような資格と言えるかもしれませんが、もちろん、鍼灸も行うことができます。

 医師で鍼灸を使おうとする方は、外科領域の方よりは内科系の方に多いような気がします。外科領域だと手術がメインの治療になりやすいので、鍼をするよりは切るという選択になるのが当然でしょうし、当たり前だとも思います。

 

 内科系の方だと、薬を処方するのですが、薬以外にも何か効果的なものがないかということで鍼灸を考えられる方もいます。医師で鍼灸の勉強をしようとすると、もともと勉強も出来るので頭に入るのも早いのですが、使うのに苦労をされる人もいます。

 

 もともと手術器具を扱うのも医師の仕事なので、手先は器用になるように訓練されているので、鍼を扱うのも時間とともに出来るようになることが多いです。

 

 医師が治療で鍼灸を使おうかと考えたときには、「使う」を選ばない人が多いと思います。漢方薬であれば処方をして経過観察をするという方法が使えますが、鍼灸を行う場合は、その間は患者さんにかかりっきりになってしまうので、診察・治療時間を圧迫してしまうので、多くの患者さんをさばけなくなってしまいます。

 

 例えば、整形外科であれば1日に100人以上は患者さんが来ないといけないと言われていますが、それだけ多くの方の診療・診察を行わないとクリニックを運営することも出来ないようなので、診察・治療時間はそれほどかけられないという制度としての問題もあります。

 

 保険点数を使わない実費や美容を中心にしている場合は、単価が高いことが多いので、自由度も効きやすいのでしょうが、一般の病院の中で医師が鍼灸を行うというのは、制度的にも無理が強いと思います。

 

 そのため、医師で鍼灸に理解がある方だと、鍼灸師を雇って一緒に仕事をしたいと考えることもあるのでしょうが、鍼灸師側が医療や制度に関して理解をしていないと、話しをすることができなくなるので、交流が断たれてしまうのではないかと思います。

 

 病気を医師のように全て理解するというのは非常に難しいことですが、有名な病気や身体の働きに関しては忘れないようにしておくことがこういったチャンスを拾うことにもなるのではないかと思います。

 

 全ての医師が凄いという訳ではないのはもちろんでしょうが、医師と話したり、勉強している様子を見たりすると、医師の日々の勉強量の努力は頭が下がる思いですね。もちろん収入の違いもあるのですが、気になった書籍は大人買することもあるので、凄いなと思います。

 

 休むこともなかなかできなし、日々の診察・治療も忙しい中で、それだけの勉強量もこなしているので、見習って勉強をしないといけないと思ってはいますが、誘惑にも負ける日々を過ごしています。

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