整体院を開業するのに資格がいらない

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 整体は無資格と表現をされていますが、資格を持っている人もいるのに、無資格と言われますが、どういうことなのでしょうか。

 基本的に、医療として身体に触れる行為は医師法の管轄であり、骨折などの処置をするのが柔整師、あん摩マッサージ指圧の揉む行為を行うのがあん摩マッサージ指圧師、鍼灸を行うのが鍼灸師と言われて、国家資格になります。

 

 では整体師というのはどういう資格かと言うと、国家資格ではないので、民間資格と言われるものになります。例えば、自分で認定証を作って印刷をしても大丈夫なので、誰でも整体師と名乗ることが出来ます。

 

 そんなのでは危険ではないかと思うかもしれませんが、これが事実です。もちろん、医療系の資格を持っている人の何倍も勉強をしている人がいるのも事実で、私自身は、整体師の方でも尊敬をしている人もいますが、資格ということを考えた場合には、民間団体が発行したライセンスになり、その団体の信用度が測れないし、医療の国家資格がないので無資格と言われます。

 

 資格の発行団体も個人が行っているところからスクールにしているところまでいろいろあるので、勉強時間も人によって違いが大きいです。マッサージ師などは3年間の学習が義務付けられていて、医学の基礎、病気など身体について学んで実技も練習しています。

 

 整体師の場合は、数日~数か月ということが多いので、基礎の勉強量に大きな違いがあり、技術にも格差があります。もちろん、国家資格を持っている人も同じなのですが、差の激しさは整体師の方が大きいと考えられます。

 

 消費者庁からマッサージ行為で事故が多いという注意喚起がありましたが、資格の差による医療事故の分析をしていくと、問題があるかどうかがわかるのでしょうが、一般の人からしたら、資格についてもよく分からないので、統計を取るのが難しいですね。

 

 もちろん、国家資格を持って人でも事故がない訳ではないので、技術と知識はしっかりとつけておくことが大切になります。

 

 人の身体を触るということは技術の要素も強くなるので、国家資格がなくても抜群に上手いという人もいると思いますが、この際、整体師・カイロプラクティック・エステは全部国家資格に格上げにしてみてもいいのではないかと思ってしまいます。

 

 国家資格になると、数年の学習期間が必要で恐らく身体に触れるので医学の知識も必要になるため、おそらく3年間の学習が必要になり、資格を取得するまでに300~500万ぐらいかかると思います。

 

 資格を取得した後は、広告規制が入り、保健所の管轄があり、治療室の広さなども細かく規定をされてくるので、許されなければ開業できない状態になります。もちろん、国家資格になると技術があっても勉強が出来ないと資格を取得することが出来なくなります。

 

 どうして整体師などが存在しているかと言えば、職業選択の自由ということで、個人で店を開けるのは自由という点にあるのですが、資格の問題はこの先も言われ続けていくでしょうし、事故を防ぐというリスク管理の問題は今後も付きまといますね。

 

 もちろん国家資格を取得した人でも、まぐれで取れたしその後勉強をしていないし、練習もしないし、考えないという人もいるでしょうし、その場合はリスクでしかないので、資格があるから凄いとは言えないですね。

 

 何故、この資格の問題として話しがよく出てくるかと言えば、資格を取って開業するまでの費用と努力が大きく違うので、資格を取った人からすれば、面白くない状態にもなりますし、事故のリスクという危険があります。

 

 資格ということを考えるのであれば、車の免許で考えると分かると思いますが、日本の車の免許を取得したら、どこの国でも出来るとは思いませんよね?

 

 他の国で運転をしたらいくら資格があっても国際ライセンスにしないと捕まるのが当たり前ですが、日本では「触る」ということに対しての危険性の認識が低いのと「揉むや揉まれる」というのが風土としてあるからではないかと思います。

 

 カイロプラクティックやアロママッサージが海外で取り入れられているけど日本に同じ資格がないから、お店を先に行うというのは「資格」という点からすれば、「資格化」を図るのが先か、やれる国に行くのが普通でもありますね。

 

 身体に触るものは国家資格にすればいいという話しをしましたが、医療に関わる国家資格は医療財政とも関係をしてくるので、これだけ医療財政が問題になってきている状況では国家資格になることはないと思います。

 

 無資格と騒がれたりしますが、本当に勉強をされていて、腕もよくて、凄い人達もいるのですが、資格という定義からすれば駄目ですが、参考になることも沢山あるので、私はそういった方達のよい所は積極的に吸収しようと思って過ごしています。

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