鍼の流派というと少し違うのかもしれませんが、いろいろな鍼を使えるように練習をするということで東京九鍼研究会というのがあります。
東京九鍼研究家は、石原克己先生を中心として活動をされているもので、もともとは、日本鍼灸三通法研究会という名前で活動をしていました。三通法は中国にある治療体系の一つで、微通法(びつうほう:毫鍼)、温通法(おんつうほう:火鍼・灸法)、強通法(刺絡・特殊鍼法)を行うものです。
いつしか三通法から東京九鍼研究会に名前が変わっていますが、いろいろな鍼を使えるようになろうということでは変わっていないので、いろいろな鍼の技術を向上したいという人にはいいと思います。
流派に所属して治療をするということは、例えば、車で言えば、どういう車に乗るのが好きで、扱いやすいのかというのと近いものがありますが、この研究会は、原付と車からバス、トラック、トラクター、セグウェイまで乗りたいというのと近いのではないかと思います。
もちろん、自分の好きなものが出来れば、それに集中するということも出来るので、いろいろな治療を見てみたいという人にも向くものではないかと思います。鍼灸の道具についての話しも細かく行われているようですし、いろいろなやり方を知るのにはいいのではないかと思います。
最近は、基礎、研究、特別コースということで、基礎ではいろいろな鍼を使ってみるということを行っているようで、研究コースでは、いろいろなやり方や治療法を学ぶということで、自分のやりたいものを追求したり、見識を広めたりすることも出来ると思います。
特別コースでは、ヒーリングなどを行っているようなので、レイキやヒーリングに興味がある方に取ってはまとめて学習することができないものなので垂涎のセミナーになるのではないかと思います。
私はヒーリングなども興味もあって調べたり、人にあったりはしていますが、どこかに通ってまでは・・・という気持ちですが、学びたいという人が周りにいたら勧めるのにいいのかもしれないですね。
と言っても私もよく分からないので、勧められないですね。研究コースの方はホームページを見てみると、いろいろな人の講演があるので、いろいろな先生の話しを聞いてみたいという人に取ってはいいでしょうね。
ということで、鍼も講師もいろいろ見てみたいという気持ちの人に取ってはお勧めですね。ただし、強い刺激の鍼もあるので、人によっては行きたくないという気持ちになる可能性があるのは否定できないと思います。