近くに鍼灸院はありますか?

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 鍼灸と聞くとイメージとしては、痛いと熱い、不思議というのが多いのでしょうか?

 私自身は鍼灸を受けたことがないのに、鍼灸師の資格を取得したので、鍼灸と言われても全くイメージがわきませんでした。そんな状況でよく資格を取得する気になったなと言われそうですが、本当のことなのでどうしようもないですね。

 

 同級生の中には、鍼灸治療を受けていたので、自分もやれるようになりたいということで資格取得を目指している人もいる中で、何となく遅れているような気がしたのは事実です。

 

 仕事もどんなものがあるのかが全く分かっていない状況で、よくこの業界に入ったなというのが今の実感ですが、何事も初めては分からないですし、ここまでやってきているので、何とかなるものだと思っています。

 

 鍼灸治療では鍼と灸のどちらがメインになるかと思う人もいるでしょうが、鍼と灸であれば手間や火傷のリスクから鍼の方が多い傾向があるのではないかと思います。灸が多いところでは温灸院という名前を好んで使っているところも多いので、その場合は周りからも分かりやすいのではないかと思います。

 

 鍼灸院と温灸院はどちらの名前の方がいいのでしょうかね。私は鍼灸師という立場になっているので、鍼灸院でいいのではないかと思いますが、一般の方からしたら温灸院という名前だったらどのようなことを想像するのか気になっています。

 

 鍼灸学校に入学してみてから、街中にある鍼灸院・鍼灸整骨院の看板が目に入るようになったのですが、入学してみ思ったのは、鍼灸院・鍼灸整骨院は数が非常に多いものなのだと分かるようになりました。

 

 それまでが鍼灸を受けたことがないので、看板があっても全く目に入っていなかったのですが、入学した途端に気になるようになったので、立場や状況によって町を見る目が変わるものだなと思いました。

 

 学校に入学したぐらいに見かけた鍼灸院や鍼灸整骨院が数年したら無くなっているのを見ると、患者さんがいなくて廃業したのか他に理由があるのかが気になるようになってきました。

 

 町の風景は数年で変わっていきますが、前はどんな店だったのかすぐに思い出せなくなるので、患者さんともよくそういった話しをしています。あの場所はお店がよく変わるけど、前の店は何だったか覚えていないということはないでしょうか?

 

 それだけ、日常の風景は見ているようで見ていないものだと思うので、一般の方からしてみたら、鍼灸院という看板があったとしても症状がない限りは全く目に入らないものなのではないかと思います。

 

 動く物の方が目に残りやすいし、読むということで電子広告を使っているところもありますが、最初は読んだ記憶があっても、数週間もすると、何か動いている広告で、何かの店だったなぐらいの印象になるので、看板の効果もどれぐらいあるのかと思う日々です。

 

 インターネットであれば自分の知りたい情報を探しているので、ホームページを読んでみたりすると覚えていることもありますが、それでも数日の話しですね。ただ、自分が探している情報なので、街中にある看板よりは記憶に残りやすいのかなとも思います。

 

 私が忘れがちなだけなのかもしれませんが、人は見ているようで見ていないことが非常に多いのではないかと思うようになったので、広告や看板も違う形のものでもいいのではないかと漠然と考えています。

 

 どういったものがいいのかというのは分からないのですが、記憶に残りやすいというのはやはり重要だと思いますね。

 

 電車に乗っても広告があったりしますが、記憶に残る広告と記憶に残らない広告があるので、その違いは自分が広告を出すというときには大切なことになるので、電車などに乗るときには、注意をしてみるようにしていますが、ついつい携帯を見てしまって、気づいたら、何も見ていないというのもよくあることです。

 

 いっそのこと、治療院の着ぐるみでも作って、ユルキャラ化してしまった方が覚えてもらえるのではないかと思いますが、特別やりたいとは思えないので、やらないと思います。もし、やっているところがあったら、面白いとは思いますが、普通はやらないですよね。

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