大きな地震が続いていますね。落ち着かないとどれが本震なのかも分からないので、不安もありますし、地震が続くと被害が大きくなるので、早くおさまってくれることを願います。

　被害が大きくなっているようですし、被災された方には心よりお見舞い申し上げます。東日本大震災からそれほど時間も空いていないですが、雨・台風・地震と災害が続いているので、自然とともに生きている状態では仕方がないのですが、やはり怖いという不安がありますね。

　私は更新を出来る状況なのでブログの更新を続けていますが、動ける人は動くべきだという考えが頭にあるので、日常と変わらずに、行動を続けようという思いがあります。これは東日本大震災でも感じたのですが、大震災が起きて、自粛する気持ちになるのはいいのですが、自粛をしていても何も変わらないので、せめて自分が出来る活動を少しでもしようと思うようになったからです。

　自分に出来ることというとボランティアではと考える人もいるでしょうが、ボランティアは先方の状況によっては迷惑になってしまいますし、自分に出来ることは何かと言えば、日々の生活をして、経済活動をして、寄付をするのが一番、迷惑にもならずに自分が行えることだろうという考えがあります。

　災害があると、日常を置いておいて、とにかく行動をするという人は本当に凄いと思いますし、尊敬をしますが、私が仕事を置いておくと、身体で困る人が出てきて、生活に支障が出てしまうことがありますしね。

　鍼灸師の方でも現地にボランティア活動に行かれる方もいてすごいことだと思いますが、私が出来る支援は、経済活動をして寄付をするのがベースですね。自粛ムードになってしまうと、経済活動が止まってしまい、それは結局、景気が悪くなるということなので、自分や現地の生活の人にもダメージを与えてしまうことなので、本当に微力ながら、買い物や食べ物を買うという経済活動をすることで、景気が落ちないようにするということですね。

　だからと言って、ばか騒ぎをする気にもなれないですし、無駄に買い物をする気もないので、日々をいつも通りに行うというのが遠回りながら一つの支援かなと思っています。

　自分が動けない状況になってしまっときは、仕方がないですが、動ける人は動き続けるのが正常の姿ですし、生きているというのは動いているということなので、生の状態でいようと思っています。

　東洋医学では気が流れているので、生命活動は動いている状態と考えることができますが、この考えは東洋哲学の「流水腐らず、戸枢螻せず（りゅうすいくさらず、こすうろうせず）」がベースになっています。

　意味としては、川や海など流れている（動いている）状態の水は腐ることがないですが、汲み置きした水は腐ってしまいます。戸枢は戸と柱をつなぐ動く場所ですが、使っている戸は腐らないですが、放置をすると腐ってしまうという意味で、常に動いている物は停滞したり腐ってしまったりしてしまうことがないという意味ですね。

　これを国としての活動として捉えると、災害があったときに全ての経済活動が止まってしまえば、腐ることになってしまうので、災害復興をしようとしてもお金が出せない状態になってしまいます。

　ということで、東洋医学を行っている者としては、東洋哲学がベースになるので、偏らずに、とにかく動くことを大切にしていきたいと思っています。