鼻うがいは痛くない

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 風邪の予防で、のどのうがいはしますが、鼻も空気と取り込む場所なので、外に出たら、鼻からのどを通って空気が入るので、のどのうがいだけではなく、鼻のうがいもした方が効果的です。

 鼻うがいだと、風邪の予防だけではなく、花粉症のケア、副鼻腔炎のケアとして使えるので、多くの人が試しているものですが、鼻うがいは痛そうだし、めんどうだしでやっていない人が多いのではないでしょうか。鼻うがいに関してはこちらのブログでも少し書いています。

副鼻腔炎の治療と対処法

 

 私は鼻うがいをするようになったのですが、最初に鼻うがいに関して知ったのは友人からの紹介でした。友人は、鼻うがいをするようになったら風邪をひかなくなったので、積極的に勧めていたのですが、試してもいないので何がいいのかが分からないし、痛そうだし、めんどうだしでやってきませんでした。

 

 治療でいろいろな人と話をしたり、生活指導をしたりしているときに、風邪・花粉症・副鼻腔炎に対する対処として鼻うがい知っておいた方がいいのではないかと思って、挑戦することにしました。

 

 鼻うがいに挑戦するというのはおおげさな気がしますが、やってみたことがないことなので、どうやってやればいいのかも分からないので緊張しました。

 

 人生の中で、鼻に水が入ったことは何度かありますが、あまりの痛さと辛さで恐怖でしたし、あの痛みや辛さはどうなるのかなと思っていました。

 

 ネットでいろいろ調べてみたら普通の水を入れた場合は、痛みや辛さが出るということでしたが、生理食塩水や鼻うがい用の器具を使えば痛みが出ないということなので、何を使おうかを考えました。生理食塩水は簡単に作れるのですが、帰宅して鼻うがいの用意をすることを考えると手間だし、作り置きをしたとしても時間が経ち過ぎれば腐ってしまうので、逆に危険性もあるのではないかという不安があったので、こちらの商品を使うことにしました。

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 うがいでお金がかかってしまうのは嫌だなという思いもあったのですが、作ること自体が手間だし、手間代と考えれば高くはないかなという気持ちですね。

 

 初めて鼻うがいをしたときに悩んだポイントはどうやって鼻に水を入れていくのかということですが、先ほど紹介した商品は鼻に注入する道具もついているので、簡単に入れることができます。

 

 次に悩んだポイントは角度です。角度はどの状態で鼻に入れるのが適切かというのが分からなかったので、鼻に入れるのであれば上を向いた方がいいのかと思って、上を向いて入れても何となくうまくできなくて、顔面が液体まみれになりましたよ。

 

 鼻に入れるだけという簡単な行為のはずなのですが、動画で見るようにスムーズに入れて、スムーズに出てくることがしばらくできない状態が続きましたね。鼻が痛いのではないかとどこかで思っていたのですが、全く痛みが出ないので、辛いというのはなかったですね。

 

 何だか上手くいかない状態がしばらく続きましたね。鼻うがいをすると鼻がすっきりするし、何となく身体が若干温まるような感じもあったので、顔面液体まみれになりながらとにかく続けていたのですが、ある時に悟りが生まれます。

 

 この角度で入れると、入れてすぐに反対側の鼻から液体が出てくるし、ちゃんと鼻うがいが出来ている!!という悟りです。

 

 そんなことかと思うでしょうが、鼻うがいは簡単なようですが、角度を考えると非常に奥深いものではないかと思います。鼻の構造は両方の鼻がつながっているだけではなく、のどや耳にもつながっている場所になるので、その穴を通して反対側にいくのは、奇麗な角度が必要になります。

 

 すみません。身体の構造について少しは知っているのでちょっと熱くなってしまいましたが、いい角度で鼻うがいが出来ると、非常にスムーズに出来るので、その角度は身につけて欲しいと思います。

 

 ここでは惜しげもなく紹介をしたいと思いますが、頚部を後ろに10度、それに加えて横に傾けるのを10度程度の状態を保って、斜めに反らすのが絶妙な角度になります。一言で言えば、斜め後方に頚部を傾けるという感じですね。

 

 一度、体得してしまえば後はスムーズに出来るようになるので、ご自身の最適な角度を探して鼻うがいをしてみてください。

 

 鼻うがいをした後は、鼻に液体が残っている状態になるので、強く鼻をかんでしまうと耳の方まで液体が入ってしまうので、鼻うがいが終わった後に鼻をかむときは、少しだけ強めに鼻から息を出す程度にしておく方がいいですよ。

 

 鼻の炎症が強い場合は、菌などが繁殖していることが多いので、液体を流してしまうと、菌が他の場所に移動をしてしまう恐れがあるので、日々の健康管理として使っていくのがお勧めですよ。

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