鍼灸師の副業のススメ

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 鍼灸師は資格を持っていて、治療も出来るようになれば、自分でも治療が出来るので積極的に副業をすることをお勧めします。

 ただし、注意点としては治療院に勤めていて副業禁止という決まりがあるのであれば、治療院と相談をした上で行う方がいいです。例えば、親戚が集まった時に治療をして、お金をもらえば、それも副業になりますが、そういったケースの話であれば駄目だと言われることは少ないと思います。

 

 治療の仕方が分からないというのであれば、とにかく全身に治療を加えるのを細かく行っていくと、その時の治療効果だけではなく、累積の治療効果が出てくるので、身体の状態が大きく変化をしていきます。どうすればいいのか分からないというのであれば、澤田流太極療法だけ行ってみるというのも一つの方法だと思います。澤田流太極療法に関してはこちらのブログを参考にしてみてください。

「澤田流太極療法」

 

 何故、鍼灸師は副業をした方がいいのかと言えば、鍼灸師は年収が低いと言われていて、治療院に勤めているだけの収入では少ないと言われることも多いからです。治療院としては、家賃や光熱費もかかってしまうし、患者さんがいないときは収入が無い状態になってしまうので、不安定なところもあるからですね。鍼灸師の年収に関しては、こちらのブログも参考にしてください。

「鍼灸師の年収はいいか」

「鍼灸師の年収の上げ方」

 

 鍼灸師として治療をした場合は、領収書を発行すれば、治療を受けた方は医療費控除を使えるので、受けても得になることがあります。開業していないから領収書が発行できないと考える必要はなく、保健所に出張開業届という1枚の紙の記入をすれば、それだけでも領収書を発行することは可能です。住所は住んでいる住所になり、治療院名がないので、自分の名前を書けば領収書は完成します。今はワードでも領収書のテンプレートがありますし、100円ショップでも売っているのでやろうと思えばすぐにできますよ。医療費控除に関してはこちらのブログを参考にしてください。

「鍼灸師の治療は医療費控除が使えます」

 

 収入が入ったということは、売上を記載していかなければいけないのですが、簡単な表を作って売上の管理をして、経費を使うことが可能になります。これは一つの事業になるので、赤字だった場合は、本業として働いている給与と合算をするので、年間で支払っている所得税が還付されることになります。

 

 確定申告をしなければいけないから面倒と感じる人も多いかもしれませんが、生きていればどこかで確定申告に関係するときも出てくるので、高齢になってからよりは若いうちに確定申告の経験をしておく方がいいですよ。

 

 確定申告に関しては、最初は白色申告という制度がありますが、時間があるときに税務署に行けば、確定申告時期でなければ、丁寧に説明をしてくれます。税務署というと、税務調査というイメージがあるので、怖がる人もいますが、とても丁寧で優しいですし、書き方やまとめかのアドバイスもしてくれます。

 

 こうやって副業をしていくことでいろいろな物事が分かるようになるのも人生に取ってはプラスのポイントになりますが、経済循環という観点からも副業は積極的に行った方がいいです。

 

 経済循環なんて意味不明だということになるでしょうが、例えば、1000円でも頂く副業をしたとして、1か月で10人をすれば1万円が収入としてプラスになりますよね。1万円多く入ってきたら、買物をしたり、食べたり、出かけたりという資金にもなるので、今までよりも多く支出をすることになります。

 

 多く支出をするということは、食べた場合であれば飲食店の売上になり、飲食店のスタッフの給料に反映をするので、その方達も消費という行動を起こします。この循環が周って行くと、使うお金が増えるので、国は紙幣を印刷して、お金の量を増やしていきます。

 

 飲食店は収入が増えてくれば、原価にお金をかけることが可能になりますし、多くの人が払える状態になれば値段もあげることが可能ですよね。こういった小さい動きが大きくなっていた先にあるのがインフレであり、経済成長とも言われます。

 

 日本は少子高齢化になり、お金の移動が少なくなっているので、デフレになりやすい状態なので、国は、観光を誘致したりすることで、お金が循環する状態を作ろうとしています。

 

 鍼灸師が副業をして収入を増やすということは経済発展にもつながるので、国の税収入が増え、公共事業も充実するので、過疎地域に対しても福祉を届けることが出来ます。

 

 こんなに都合よくいくのかという疑問を持つ人もいるでしょうが、経済循環というのは存在するので、こうやって収入を増やし、国の経済循環を上げるのは、国を治療するということにもなるのではないかなと思っています。

 

 古典の中にも、上の医者は国を治療すると言う言葉があるので、国の力で付けば、様々なことが可能になるというのを書いたのだと思います。

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