ツボの勉強にいい書籍

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 ツボは経絡に所属をする経穴と経絡に関係がない奇穴があり、経穴を覚えていくことが大切なのですが、経穴は全身で361穴あるので、覚え、理解、触れていけるようになるのに結構な時間がかかります。

 ツボを勉強するのには、知識も大切なのですが、身体のどの場所にあるのかという位置も学ばないといけないので、見やすい位置も含めて、ツボを勉強するのに使いやすい書籍を紹介してみたいと思います。

 

 ツボを勉強するためには、ツボの名前の由来や場所、治療効果を知っておくことが大切になるので、そういったのがまとまって載っている書籍は1冊で済むので、お勧めですね。最近は、『ツボ単』だけを見ることが多くなったので、学生から卒業してしばらくの間は『ツボ単』1冊で十分ではないかなと思います。

 『ツボ単―経穴取穴法・経穴名由来解説』

 『ツボ単』が出る前までは、『経穴マップ』と『カラーアトラス取穴法』を使っていましたね。臨床の中ではツボの順番より、他のツボとの位置関係を気にしながら触れていくことが多いので、まとまって載っている書籍は便利なのですよね。

 『カラー版 経穴マップ―イラストで学ぶ十四経穴・奇穴・耳穴・頭鍼』

『カラーアトラス取穴法』

 学校で学ぶところと、臨床の場の違いは、学校だと順番で覚えて国家試験に臨むことが多いでしょうが、臨床の場では、前腕なら前腕でツボを探すことになるので、何経の走行上にあるのかというのが重要になってくるので、他のツボや経絡との位置関係を把握しておかないと、違う経絡に治療をしてしまうことになるので、部位別にツボが載っていると見やすいのですね。

 

 教科書の後ろにも、全身の図が載っていますが、あれを見るには広げてみないといけないのでかなり面倒なのですよね。1ページで奇麗にまとめてくれて、さらに部位別にあると卒業後も使いやすいのですが、内容が少ない割に分厚いので、資格を取る勉強にはいいのでしょうけど、卒業後は使いにくいと思います。

 

 『ツボ単』は、体表解剖も比較して見るのにはいいのですが、情報量が多いので、見にくいと感じる場合があるでしょうから、その場合は、『経絡・ツボの教科書』は比較的見やすいと思います。東洋医学の考え方も載せられているので、コンパクトでそれなりの情報量を求めるのであればこちらの方がいいのではないかと思います。

『経絡・ツボの教科書』

 ツボの書籍は好みもあって難しいところですが、初心者に勧めるのは上記のところではないかと思います。他にも専門的に書いてある物はありますが、専門的過ぎたり、図が少なかったりして知識がないと読むのも疲れてしまうと思いますね。

 

 書籍を出す人は有名な人が多いのでしょうけど、その人独自の解釈が多すぎる物は治療の勉強としては楽しいですが、初心者にはちょっと難しいと思いますね。

 

 ツボと体表解剖を見ていくのであれば、『臨床経穴解剖学カラーアトラス』、『カラーアトラス経穴断面解剖図解』がお勧めですが、ここまでの学習は筋肉や経穴に対する知識が入って、治療していく中で必要になるのではないかと思いますね。

『臨床経穴局所解剖学カラーアトラス―五面展開図での解説』

『カラーアトラス経穴断面解剖図解 (上肢編)』

 『臨床経穴解剖学カラーアトラス』は、実際の身体を使った物になるので、実物を見るのに抵抗がある方は、『カラーアトラス経穴断面解剖図解』の方がお勧めかなと思いますけど、上下巻ですし結構な値段がするのですよね。これらの書籍は鍼を刺入していくと、下部にどんな構造があるのかを知っていくのに役立ちます。

 

 ツボの話しになったので、変わり種の書籍としては、『経穴の使い方鍼の刺し方』という書籍があります。これはツボに対して、どういう症状に使うのかだけではなく、刺入方向についての考察があるので、いつも使っているツボに変化を出したり、効果をあげたりしたいと思ったときにお勧めの書籍です。

『経穴の使い方鍼の刺し方―上地先生の実戦鍼灸学』

 

 ツボを勉強するのであれば体表解剖を理解して触れていかないといけないので、「3D Acupoint」というアプリがいいのですが、ipad限定になります。

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