リラックスしたいときには頭部の鍼

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 疲れたときやイライラした時は、気分をリラックスして落着きたいと感じる人もいると思いますが、その時には頭部に治療をすると本当に心地いいですよ。

 私は疲れた時などに、頭に鍼灸をすることがあるのですが、頭部の治療は凄く気持ちがよくて、気づいたら寝落ちしてしまうことが多いですね。

 

 お灸は自分でやることができないので、鍼や刮痧で行うことが多い於ですが、ちょっと疲れが貯まって、頭も疲れているなという感覚がしたときには頚肩周りに治療をするのではなく、直接頭部に治療をしてしまうことが多いです。

 

 ただ、頭部に鍼をするとやり始めたときは気持ちがよくて寝落ちしてしまい、数十分して目が覚めると、頭部に鍼をしたことすら忘れてしまっていることも多いので、そのまましばらく過ごしてしまうことが多いです。

 

 頭が痒いなとポリポリかいていたら鍼が落ちてきたというのがよくあるので、鍼灸師の人は頭に鍼をしたら、忘れていないかを注意した方がいいですよ。注意しても、入れっぱなしにしてしまって、後で気づくでしょうけど、注意をしていないと、鍼が曲がったりしてしまうので、危険なので、寝落ちをする前に側に鏡を置いておけば、起きたときに鍼を抜くために鏡があるのだと理解できるので、頭部に鍼をするときには鏡も側においておくといいと思います。

 

 これだけ偉そうに対策について話しを書いていますが、自分にやるときには何も考えずに鍼をして、後でひっかかって気づくことが大半です。

 

 頭部の鍼だけではなく、頭部の刮痧も気持ちいいのでよく使う方法の一つですが、擦り過ぎてしまうと、逆に痛みが残ってしまうことがあるので、刮痧の場合はやり過ぎに注意をする必要がありますね。

 

 鍼もやり過ぎると頭痛が生じてしまう場合がありますが、のぼせやすかったり、鍼当りをしやすかったりする人以外では、鍼で骨を擦るようにしないかぎりは、それほど悪化をすることは少ないのではないかと思います。

 

 お灸は、その人の感受性にもよるので一概には言えないのですが、熱すぎない程度のお灸だと、頭の中と外の膜を一枚一枚剥がされていくような感覚があり、非常にすっきりしやすい傾向があります。

 

 精神のリラックスでは百会が使われることが多いのですが、百会だけではなく、四神聡も同時に使うか、四神聡を中心に使うと効果が高いかなという感覚ですね。これはあくまで私個人の感覚なので、絶対に正しいという訳ではないので、鍼灸師の方は自分の頭部に何度も鍼をしてみると、いろいろと感じることが多いと思います。

 

 頭部の透熱灸を自分でやってみたいと思ったのですが、やはり自分の頭部へのお灸はかなり難易度が高いなというところなので、自分でやるよりは、誰かにやってと言うことが多いですね。

 

 元気なときには、頭部の治療効果を感じることがないですが、刮痧や鍉鍼で頭部を軽く擦る程度だと、気持ちいいと感じることが非常に多いです。

 

 頭部の手技も非常に気持ちがいい物の一つなのですが、やる方の手技が上手くないと、逆に気持ち悪くなってしまうことや痛いだけのことが多いですね。

 

 のぼせやすい人でなければ、頭部にホットタオルを置くのもかなり気持ちいい方法なので、お勧めですね。のぼせているときには、頭を熱くしてしまうと気持ち悪くなってしまうことがありますが、体調に問題がなければ温めるのは気持ちいいというのがよく分かりますね。

 

 お腹、背中、頭、足に限らず、夏に温泉に入ったら気持ちいいように、やはり身体は温めることを求めているのでしょうかね。

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