鍼灸の道具が新しくなったのに気づくのは、学会やパンフレットを見て気づくということが多いのですけど、円皮鍼でテープが小さくなったのが登場したのですね。
円皮鍼は、肩こり・腰痛などの治療で、持続的な改善を狙っていくので、治療の仕上げで使いやすい鍼の一つですし、多くの鍼灸師が使っていると思いますが、テープが大きいと、擦れてしまうことが多いですし、顔面部に円皮鍼は美容鍼灸ではよく使うので、今後、円皮鍼はテープ幅が短い物にしようかなと思っています。
顔面への円皮鍼は美容鍼灸の中でよく使用されていると思いますし、ゼロという鍼が出ていないタイプであれば、一般の方でも簡単に使って行くことが出来るので、顔面への円皮鍼を勧めていることが多いですが、今後は、テープが小さいタイプを勧めようと思います。
テープ幅が小さければ、今までの物よりは目立ちにくくなるので、場所によっては髪で隠すことが出来るような場所であれば、長い時間添付できるので、効果の持続を狙うことが出来るので、応用の範囲が広がると思いますね。
テープの材質によっては肌が荒れてしまう人がいますが、セイリンの円皮鍼は肌が荒れてしまうことが少ないので、他の会社の円皮鍼を使うことが少ないですね。
他の会社でもいいテープの物があるのかもしれないですが、あまりに安い物だと、今度はテープの材質がいいのかなという気持ちになってしまうので、他の物に変えることが出来ない状態です。
私自身はあまり肌が荒れないので、どれが肌は荒れにくいのかを実験することができないので、新しい商品が出てもなかなか使ってみようという気持ちになれないですね。
円皮鍼は耳鍼に使っていくことも可能なので、耳鍼を補助的に使う場合は、家で貼り直してもらえると持続的な効果を狙うことができるでしょうし、小さいと目立たないので利用しやすいかなと思います。
ただ、寝返りをしたときに耳が擦れてしまうと、円皮鍼が取れてしまうことがあるので、どれぐらい貼り続けるかはしっかりとお伝えしておかないといけないなと思いますね。