運動は全身運動がいいです

Pocket

 健康に取っては運動がいいというのは、多くの人が知っていますよね。小さい頃であれば身体を動かすのが楽しいし、遊びとも言えますが、社会人になってくると、運動をする場所と時間の問題が出てくるので、何の運動にしようか悩んでいる間にあっという間に時間が経って、結局、運動に手を付けられないと言う人も多いのではないでしょうか。

 運動をしようと思うきっかけは、ダイエット、健康面ということが多いのではないでしょうか。私も若い頃は運動が好きでいろいろやっていましたが、年をとってくると、なかなか運動の機会がなくなってきてしまってきていますし、人数を集めて行う運動も難しくなってきてしまっているので、時間と場所を含め何がいいのかなと悩みました。

 

 日常的に運動を取り入れるということでは、少し歩く時間を増やすのもいいのですが、雨が降ると歩けないし、暑すぎても辛いので、一年を通して考えると、継続が難しいところがあります。

 

 走るのはカロリー消費も大きく、体力もつくので運動としてはいいのですが、歩くのと同様に天候の影響を受けやすいので、なかなか難しいところがありますよね。歩くよりは、時間当たりの運動量は大きいのですが、運動をずっとしていなかった状態から走るところまでいくのはハードルが高いですね。

 

 私自身は、1㎞ぐらいは週に何日か走りますが、最初の頃は数100m走るだけで、次の日は筋肉痛になるし、どこかが痛くなることもあり、走れる身体にするまで数か月かけました。あっという間に走るところまでいくことも可能なのですが、そこまでして行う必要があるのかという疑問があったので、徐々に運動強度を上げた感じですね。

 

 最近はヨガも流行っていてスタジオがあるので通いやすいでしょうが、女性は好きな人も多いでしょうが、男性からするとちょっと物足りないと感じる人もいるのではないでしょうか。しっかり行えば結構な体力を消費するので運動としてはいいのですけど、道具の準備などを考えると、男性だとジムで筋力トレーニングを選択するでしょうね。

 

 私も一時期、スポーツクラブだと値段が高いので、公共施設のトレーニングルームを利用してトレーニングをしていました。行かなくなった理由は、トレーニングだと前後のストレッチ、筋力トレーニング、有酸素運動を取り入れると1時間以上かかってしまうのですよね。

 

 トレーニングにいくときには、室内シューズ、着替え、タオルも必要なので、持ち物が多くなってしまって、用意と片付けも面倒になり、だんだんと行かなくなってしまいました。シューズを置いておけば行きやすいのではと思って、スポーツクラブも考えましたが、やっぱり値段が高いなと思ってトレーニングは止めてしまいました。

 

 体力も筋力もないし、だったら自重でトレーニングをすればいいと思って一時期は、公園で懸垂、自宅で腕立て、スクワットもしていました。スクワットは、椅子に座るように行わないと、膝を痛めてしまうことがあるので注意が必要ですね。

 

 トレーニングの場所のメインを自宅にしたら簡単に出来るのですが、生活もしているので、忘れることも多いのですよね。1カ月ぐらい続ければ習慣になりやすいのですが、慌ただしい生活をしていると、ついつい忘れてしまってしまうことが多く、気付いたら止めてしまっていました。

 

 やっぱり何事も始めるのは簡単ですが、継続するのは難しいですよね。

 

 自宅だと忘れてしまうので、スケジュールとしてどこかで運動を行う方が忘れないのですが、そうなると時間、荷物も考えておかないといけないので手間は増えますね。

 

 ということで、何がいいのかなと思いながら、軽く走ったり、自重トレーニングを続けたりしていたのですが、プールもありかなと思って、現在は水泳を運動として取り入れるようになりました。

 

 水泳は水中運動になり、身体の重さを取り除くことができるので、関節への負担が軽減されますし、水が抵抗になり、筋力トレーニングにもなりますね。水中では強い力、突発的な動きをやりにくいので、筋力に負荷をかけますが、ケガをしにくい運動なのですよね。

 

 水中運動はいいことずくめのようですが、重さがかからないので、骨密度を増やす力がないので、軽く走ることは継続して重力、重さをかけるのは継続することにしました。

 

 最初の頃は、泳ごうと思っても身体が動かないし、手足が凄く疲れるので、1回軽く泳いだ後は、ぐったりとしていました。やっぱり、水の抵抗って凄いし、水中は負荷が大きいなと思いましたね。

 

 継続していくにつれて、疲れが出にくくなりましたが、腕や足だけではなく、背中など今まで動かしていなかったところが非常に多いのだと分かりました。小さい頃は、水泳は当たり前のように行っていて、疲れるという認識なかったのですけど、寄る年波には勝てないのも実感しました。

 

 運動をしてみて思ったのですが、仕事をするようになると本当に身体を動かさない状態になっているのだなと実感しました。仕事だと営業などであれば荷物を持って歩くことが多いでしょうが、下は動かしていても、上は持っているだけなので動かしていないので、身体の使い方のバランスが悪いことが多いですね。

 

 パソコンなどのデスクワークが多い状態だと、手先は動かしていても、上も下も動かさずに座っているだけになってしまうので、寝ているときも合わせると、身体を全く動かさない状態に近いですね。

 

 いろいろ運動をしてみて思ったのですが、走るのは下だけ動かしている状態で、上はあまり使っていないので、日々の生活が上下で静、走ることだと運動は下が動になっているので、上の動が足らない状態になっていましたね。

 

 水泳を初めてしばらくして思ったのは、身体全体がすっきりするのとお腹が空きやすくなったところですね。水泳は下である足も使いますが、泳法としては上をよく動かすので、日々使っていなかった上に動を足せるようになったので、身体が変化しやすくなったのでしょうね。

 

 東洋医学では陰陽のバランスが重要だというのは認識していましたが、こうやって生活と運動で、陰陽である静動を考えてみると、やっぱりバランスがいい状態を作っていくのが身体に取ってもいいのだなと実感しました。

 

 手足は東洋医学では、肉(肌肉:きにく)と言われ、脾に関係していくと言われていますが、脾は消化吸収に大きく関係する物なので、食欲、栄養摂取に大きく影響するのではないかと思って注視しているところです。

 

 運動は直後の効果もありますが、継続していくことで大きな効果に繋がっていくので、このまま数年、数十年と続けていけたらなと思っているところです。水泳を選択したのはたまたまでしたが、いいなと思ったのは荷物が少ないところですね。

Pocket