アイデアは無限に湧いてくる2ーアイデアを出す

Pocket

 アイデアは湧いてくるものであり、つかむようにしていくことが大切だというのは前回に話を書きましたが、アイデアが出てくる状態を作っていくことが生活の中でも必要になるので、今回はアイデアを浮かぶ環境作りについて書いてみたいと思います。

 アイデアは勝手に浮かぶということは前回にも書きましたが、脳は気まぐれでもあるのですが、あまりに忙しくしてしまうと、今度は休むことをし始めます。うるさく怒られると恐縮してしまう子どもみたいですね。

 

 アイデアを湧かせるためには、脳を自由にすることが大切なので、忙しくしすぎないで、自由に考えさせることが必要だと思います。

 

 これは有名な『7つの習慣』で言われていることと同じだと思います。

 [amazonjs asin=”B00KFB5DJC” locale=”JP” title=”完訳 7つの習慣 人格主義の回復”]

 『7つの習慣』は何が言いたいかといえば、生活で自分が成功と思える状態を作るのには、生活習慣が大切だという考えですね。この7つの習慣の中で「重要事項の優先」というのがあります。

 

  緊急 緊急でない

 

重要

第1領域

災害、事故、病気

クレーム、締切

第2領域

予防、人脈作り

準備、計画、息抜き

 

 

重要でない

第3領域

電話、メール

接待、付き合い、会議

報告書、来訪

第4領域

暇つぶし、ゲーム

TVをダラダラ見る、

世間話、世間話

 上の表で書いたものが「重要事項の優先」で出てくるのですが、緊急のものは対処をしなければいけないので、時間が取られますが、この緊急に関する時間を減らすと、時間を有意義に使えるという説明になります。

 

 緊急である第1領域、第3領域は、脳を働かせてしまっているのでアイデアが浮かびにくくなります。もちろん、浮かばないわけではないですが、クレーム対処しているときや電話で相談されているときにアイデアは浮かびづらくないですか?

 

 緊急ではない、第2領域、第4領域は緊急ではないので、脳ものんびりと働くので、アイデアも浮かびやすい状況になります。ではダラダラしていればいいかと言えば、せっかく浮かんだアイデアが「いいか・悪いか」「使える・使えない」を判断しないといけないのですが、判断するためには、根拠が必要なので、知識や経験、人の意見や感想が必要になるので、ダラダラしていては、アイデアも使えなくなってしまいます。

 

 『7つの習慣』ではこの第2領域の時間を増やすことが成功するために必要なものとしているので、アイデアを出していくためには、考え続けるだけではなく、刺激を受ける人と話をするのが大切だとしています。

 

 年を取った男性が若い女性と話をするのは刺激を受けると言う話もありますが、知的な刺激という意味なのでお間違えなく。

 

 ニュートンが万有引力を発見したのは、考えても出てこなかったが公園で一休みしたら発見したとも言われますし、鍼灸では杉山和一が江ノ島を歩いていたら管鍼法をふと思いついたという話は多く、考え続けても出なかったので、息抜きをしているときに発見という話が多いですよね。

 

 本当かよという気持ちが強いですが、発見や気づくって、ふとしたときというのが多いので、大きく間違いではないとは思います。ということで、脳を自由にさせるためにも、息抜きを与えることが大切なので、自分の特異な分野を離れた書籍を読むこともいいでしょうし、経験したことないのにチャレンジするのもいいのではないかと思います。

 

 私自身は、運動をするようにして、医療分野以外の書籍も多く読むようになってきました。いいアイデアが出てこないかな~。

Pocket