健康食品といわれるものは数も多く、一般消費者は効果があるもの危険なものを判断するのが難しいと思います。海外でしか販売されていないと言われるといいものなのかと思ってしまうことがありますが、危険が高い場合があります。
食品は身体の中でどういった働きをするのか分からないことも多いですし、商品販売のページや広告は効果をうたっているので、客観的な情報は少ないですよね。
国立健康・栄養研究所のHPでは、基礎知識・成分・食品に関わるニュースなどがまとめられているので参考にしてみるといいですね。
食品による被害関連情報なども出ているので、気になった食品・成分があれば調べるがいいと思います。特定保健用食品についてのページもあります。
表示許可食品の一覧があるので、気になったものをクリックすると、細かい商品にいき、利用法だけではなく、解説や評価なども載せられています。
研究に関するデータもあるので、そこを見ていけば、どのぐらいの効果があるのかが分かります。論文を読むときには、有用性・有意差という言葉が、効果があったという程度の認識をしておけば、内容をつかめるのではないかと思います。
生化学の分野を勉強していないと、詳細を理解するのは難しいと思いますが、生理学の知識を使って、どのように身体に働きかけるのかなとイメージしながら読むだけでも、勉強の復習になると思いますよ。
私は、時間があるときやふと思い出したときにHPを開いて、適当に流し読みをする程度ですが、知識を忘れないためにも重要ですし、特定保健用食品は患者さんも摂取していることが多いので、話のネタにもなると思います。
健康食品の効果があるのかないのかは論文を読むことで分かりますが、論文データのねつ造などの話題は確かにあるので、どこまでが本当なのかと考えたらキリがないので、自分で見て、試していいと思えば使えばいいのではないでしょうか。
私は特定保健用食品を摂取するよりは、普段の食生活で気をつけるようにしていますが、気にしすぎると疲れるので、適当にやっています。