牽引治療機械は、昔からの整骨院や整形外科に置いてありますが、最近の整骨院や整形外科では置いているところが減ったし、見かけなくなりましたが、効果はどうなのでしょうか？

　牽引治療は腰椎・頸椎椎間板ヘルニアやや頸・腰部の痛みがあるときに使われていると思いますが、気休め程度と言われることがあります。機械が大きい割には、効果が薄いので使われる頻度は減ってきているのだと思いますが、使っているところでは現在も置いてあって使われていますが本当に効果がないのでしょうか？

　使っている人と治療を受けた人に話を聞いてみると、牽引をした後は少し楽なような気がするという話をすることが多いので、全く効果がないとは言い切れないですが、劇的に改善するとも言い切れないと思います。

　牽引することによって、短縮した筋、圧迫を受けている神経が開放されるので楽になるという考えだと思うのですが、私が受けた感じはたまに受けるのには気持ちがいいのですが、効果がすごくあるとは実感しなかったです。

　個人的な感想で例えるなら、少しストレッチをしたような感覚に近かったです。ということは他の療法でも同じような効果が見られると思うのですが、牽引で劇的に改善をする人がいるのも事実です。

　牽引を取り入れてから、症状が劇的に改善していって、牽引回数を増やすとあっという間によくなることもあります。この見たては病名だけでは決定はできないので、劇的な効果がある方だけに用いるというのは非常に難しいと思うので、やってみるしかないのかなとも思います。

　医療に導入されたのであれば、論文や歴史的にも根拠が見られるはずなのですが、私にはよく分からない治療器の一つです。そんなことを言ってしまっては電気治療器も根拠はよく分からないのですが、普及しているということはそれなりに効果があるのかなとも思います。

　私の体調自体がひどいわけではないので分からないのかもしれないですが、牽引はちょっとすっきり、電気治療器はいろいろな所につけられるから、すっきりの幅が広いという感想です。電気で痛みは変わりやすいかなという印象はあります。

　普及しているのは、スポーツ選手とか有名人が使っている、通販でやっているというのが根拠かもと思ってしまうことがあります。もちろん、いい治療器もあるのでしょうが、自分で受けないと今一つ納得できないので、全部は受け切れていないので、どういうものなのかという判断はしにくいですね。

　牽引は、もしひっぱられようとしたら、身体はそれに抵抗をするはずなので、牽引に対抗するようになってしまえば、治療で行った牽引によって、余計につまりが生じてしまうのではないかという疑問がいつもありますが、この辺りはどうなのでしょうかね。

　私がひどいヘルニアになったら、とりあえず牽引があるなら試してみますが、絶対に使い続けるかというと疑問が残りますね。そういえば、自宅で牽引できるような健康器具が一時期流行っていたような気がしますが、私は悪くないし、置場にも困りそうですし、鍼もできるので購入して試してみる気にはならないところです。

　牽引も電気も効果が分かるものではないので、聞いたり試したりするしかないのですね。ということで、最近は電気鍼をずっと試しているところです。いいとも思うのですが、まとまったら書いてみようかと思います。