東洋医学の勉強の仕方

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 学校によって違うのでしょうが、夏休み前・夏休み明けに試験が行われていたような気がするのですが、最近はどちらに行われることが多いのですかね。

 ふと学生時代を思い出したのですが、東洋医学は授業で聞いている時には分かったような感じがするのですが、自分で勉強をしようとすると全く分からないという不思議な科目でしたね。

 

 解剖学や生理学などの現代医学系科目はただ覚えていくだけですし、物としての存在があるので、理解もしやすいものでしたが、東洋医学は物として見えるものが少ないので、イメージが全く湧かなかったので、勉強するときに理解するのが大変でしたね。

 

 治療で現場に出ていると、現代医学で説明を出来ないような症状に多く曹禺するので、東洋医学で学んだことで考えていくと理解出来ることが多いのですが、こういった経験がないと勉強として身につけていくのは大変だろうなと感じます。

 

 年を取っていて、いろいろな症状や経験をされている人は、東洋医学を比較的理解しやすいでしょうが、高校を卒業してすぐに入学した人に取ってみたら、理解に苦しむのは当然なのかなと思うようになりました。

 

 東洋医学の成り立ちを考えたときに、細かい物を診るだけの科学技術がなかったので、人の症状と体調を組み合わせてまとめて言った物なので、一つの病態として覚えて理解するのに苦労をした経験があります。

 

 例えば、気虚証を考えたときに、息切れ、無力感、自汗があると言われた場合、ひどい疲れた人を目の前で見かけたことがあれば、あの状態が気虚証だという覚え方をすることが出来るでしょうが、見かけたことがなければ、イメージもわかないし、単語をとにかく覚えるだけなので苦行にしか感じられないですよね。

 

 卒業して思えば、単語の羅列としてとにかく覚えたことが目の前の現場で役に立つという経験をしていくので、勉強をしてよかったし、理解を深めていかないといけないと感じるのですが、繋がりが見えにくい単語の羅列って、本当に覚えたり、理解したりするのが辛いですね。

 

 気虚というのを理解するのであれば、気の種類や作用を覚えておくと、どういう症状が出るのかを想像することが出来るのですが、そうなってしまうと、覚える量も理解する量も増えるので勉強をする上では非常に悩ましいですね。

 

 東洋医学を勉強しようとしたら、順序よく覚えて理解をしていくのが大切になってくるのですが、最初の方を理解したと思って進んだら、前に覚えたことを忘れるのはよくあることなので、覚えても覚えても抜けていくのが勉強とも言えますね。

 

 私の勉強の仕方は、覚えても時間が経ってしまえば、忘れてしまうので、とにかく、何度も読んで言って、必要なところはメモとして書きだして、覚えにくい単語は別に覚えていくようにしています。

 

 例えば、1冊の書籍があって、それを覚えていくとしたら、その書籍を適当読みでいいので、3回ぐらい読んでみます。1回にかける時間は30分ぐらいにしておくと、時間をかけずに全体の構成が理解できます。

 

 全体の流れが分かったら、何度も出てくる用語や内容は重要性が高いので、何度も読むことによって、嫌というほど触れるので、完全に覚えていなくても何となく理解が出来るようになっていきます。

 

 30分で読むのを3回行うと、何となく分かったような感じになるのですが知識としては完全ではないので、さらに3回読むようにしてみます。後半の3回は以前の3回と比べて、ここに何が書いてあるというのが理解できるようになりますし、単語がしっかりと出てこなくても、全体の流れを自分で説明を出来る状態になっていると思います。

 

 例えば、前半には、気血津液について書いてあって、中盤では臓腑の話が中心だけど、その中にも気血津液の動きが重要だというのが書かれていて、後半には診断の仕方が書いてある

 

 このように全体の構成が大きくつかめると、つながりを持っているというのが理解を出来ますし、個々についても覚えていること、理解していることを思い出せば、結構な量を覚えて理解していることが多いです。

 

 勉強が苦手な人というのは確かにいるでしょうが、ほとんどの人はスマホを使いこなせて、バイトでも仕事を覚えたり、友達の名前や性格を覚えたりすることが可能なので、多くの人は同じように出来ると思います。

 

 覚えて理解するという一連の作業で理解するのは時間がかかるというのはあることなので、その場合は、書籍や教科書の言葉をそのまま覚えていくようにすると、そのうち自分の言葉に変わり、真の理解になることが多いと思います。

 

 勉強方法に正解はないので、どうやっていくのかは人によってアドバイスも違うのでしょうが、私の勉強方法は、こうやって確立してきました。新しい知識を仕入れようとするときにもとにかく、書籍を何冊か読んでみて、共通していることは当たり前の常識として重要なので覚えていくようにしています。

 

 学生時代は試験があって大変ですが、試験があるから勉強をして覚えるとも言えますね。卒業して10年を超えてくると、誰にもチェックをされないので、基本的な用語を多く忘れていってしまいますし、知識が偏りがちになることが多いと思います。

 

 東洋医学を系統的に学習する仕方としては、過去のブログでも書いているので、参考にしてみて下さい。一つ目は、東洋医学を理解していくために必要な考え方を中心にしていて、二つ目は項目としてまとめています。

「東洋医学を正しく理解するために必要なこと」

「東洋医学の学習で絶対に大切なこと」

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