今年アクセスが多かったブログまとめ

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 昨年の7月下旬からブログを始めてきて、700程度の記事になりました。今日は一年の最後なので、アクセスが多かったブログを振り返ってみたいと思います。

 今年は1年ブログを書き続けていますが、継続してこられたのは、読んで頂いている皆様のおかげです。この場を借りてお礼を申し上げます。

 

 では今年アクセスが多かったブログの第10位は「澤田流太極療法です。鍼灸の勉強を始めるとどこかで名前を聞くぐらい有名なので、調べる方が多かったのだろうと思います。私も学生の頃に澤田流について調べて本を読みました。

 

 全身の治療の考え方としてもいいですし、特効穴も多いので、詳しくなれば治療に応用できることは多いと思います。

 

 第9位は「てい鍼の使い方とてい鍼のやり方―鍉鍼でした。鍼灸治療を始めていくと、鍉鍼という刺さない鍼を使って治療することがあるのですが、どういった使い方なのかと疑問に思う人が多かったのでしょうね。

 

 鍉鍼は刺さらない鍼ですが使い方としては通常の鍼と同じように、刺すつもりで使わないといけないので、鍼の扱いに慣れていないと、使っているときにイメージがしにくいですね。鍉鍼を使いなれると初診の患者さんや敏感な人にも対処をすることが出来るようになりますし、いつも刺入していた人を鍉鍼に変えたら劇的な違いがあったというのも経験することがあるので、使えるようになりたい道具の一つですね。

 

 第8位は「気逆という考え方でした。気逆は胃気上逆・肺気上逆・肝気上逆という3つがあり、身体の状態があまりよくないというので使われるもので、症状と対応して考えやすい物なので便利な物なのですが、勉強し始めの方に取ってはイメージがわきにくい物ですね。

 

 私も分かったような分からない状態が続いていたのですが、気逆についてブログで何回か書いたことで、理解できたような気がしています。やっぱりインプットだけではなく、アウトプットすることが大切ですね。

 

 第7位は「てい鍼(鍉鍼)を治療で上手に使うコツでした。鍉鍼については10位以内に2つランクインしました。やっぱり鍉鍼を使い慣れるまでは鍉鍼をどうやって扱っていいのかが分からないという人が多いのでしょうね。

 

 鍉鍼についてはこちらのブログを先に書いたので、私が鍉鍼を使って理解できたときの話についても書いています。鍉鍼で効果が出たという経験から何が大切で、何に注意をしないといけないかを考えるようになったので、通常の鍼の技術も向上していきましたね。

 

 第6位は「棒灸の使い方と効果でした。棒灸は非常に簡単な道具なのですが、では実際にどうやって使っていくかとなると、分からない人が多かったのでしょうね。ブログを書いている私も実は最初は全く使い方が分からなくて、使っていませんでした。

 

 いろいろな話を聞いたり、治療の中で使ったりしてみ、私なりに使い方のパターンが出来上がってきたので、どのような使い方があって、どのような時に使うのかをまとめたブログですね。

 

 第5位は「鍼で内出血をしたときの対処法でした。鍼の対処法に関しては抜鍼困難についても書いているのですが、内出血の方がやはり多いのでしょうね。どんなに技術があがっても、鍼をしていれば内出血を生じるので、対処法を知っていると便利ですね。

 

 私は最初は学校で習った通りに、後柔法をして圧迫していたのですが、何度やっても内出血がよくなることがないので、いい方法がないか探していたところで対処法を知ってから楽になりました。

 

 第4位は「身体の芯から熱い―陰虚潮熱・骨蒸発熱でした。八綱弁証や気血津液弁証について書いている中で、陰虚の発熱形式は特徴的ですし、骨蒸発熱も特徴があるものなので、臨床の中で注意をしてもらいたいなと思って書いたのですよね。

 

 鍼灸の初心者に向けて書いていたのですが、どうやら一般の人で悩んでいる方が多く辿り着いたみたいでアクセス数が伸びました。このブログをきっかけとして東洋医学の治療に興味を持ってもらえていたら嬉しいですね。

 

 さて、ここから先はベストスリーになります!!

 

 第3位は「円皮鍼と皮内鍼の使い方でした。鍼灸師はもちろんのこと、どうやら一般の方のアクセスが多かったようで、アクセス数が伸びました。皮内鍼は使っている人は少ないでしょうが、円皮鍼は手軽に扱えるので、使いやすいのですが、慣れないうちはどのタイミングで使っていいのか悩みますよね。

 

 治療スタイルの中で途中や仕上げに使うというスタイルが確立されると、迷うことなく使用できるのですが、そこまで辿り着くのに時間がかかりますね。鍼灸治療への導入として使用されることも多いので、初心者鍼灸師の方には是非、身につけてもらいたい道具の一つですね。

 

 第2位は「肩峰を正確に触診するのに大切なことでした。鍼灸師の人だけではなく、触診をする人たちが見たことでアクセス数が伸びたようです。肩峰を正確に触診できないと、胸膈かどうかを判定することができなくなってしまうので、すぐに触れられるようになって欲しい場所の一つですね。

 

 他の体表指標となる場所についても書いているのですが、体表指標に関するブログの中でダントツの1位でした。考えてみたら私も初心者の頃は、肩峰、大結節、鎖骨端、肩甲骨端を触り分けることができなかったので悩む場所なのでしょうね。

 

 鍼灸師以外でも理学療法士や整体師の方は肩峰を触診することがあるので、いろいろな方に見られたようですね。

 

 さて、第1位は「顔のしわに円皮鍼をよく使います―自分でできる美容鍼でした。このブログでのアクセス数はダントツの1位です。最初は、初心者鍼灸師を対象として考えて書いたのですが、アクセス数が多く、一般の人が多くみているようだったので、何度か書き変えていき、最終的には一般向けにしてしまいました。

 

 円皮鍼についての記載があるので、「円皮鍼と皮内鍼の使い方」もリンクとして載せておいたので、円皮鍼のブログはこちらのブログからのアクセスが多かったようです。

 

 自分でやってみることで、鍼に興味を持ってもらい、鍼灸院への来院に繋がってくれたら嬉しいですね。

 

 今後もブログは書き続けますが、やってみたいことも沢山あるので、自分のペースで質を落とさないように続けたいと思います。

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