今日は、はり師・きゅう師の国家試験ですね。鍼灸学校に通うのは、国家試験を受けるためなので、3年間は今日のためにあると言えますね。

　試験前ということで緊張をしていた人、不安であまり眠れなかったという人、早く終わってくれという人といろいろな方がいるでしょうが、目標とした日が来たので、普段の実力を発揮してもらいたいと思います。

　国家試験では、新卒の方であれば、普段の実力を発揮すれば、ほとんど落ちることがないので、どれだけ平常心を保っておけるかが重要になってくるので、とにかく落ち着いていることが大切になってくると思います。

　試験会場に着くと、周りの人の方が賢いと感じてしまう場合もありますが、全員が賢い訳ではなく、実力はほとんど同じなので、周囲の会話に惑わされないように、試験前から苦手だったところの確認をするだけにしておいた方がいいと思います。

　試験直前で何かを覚えようと思っても、それほど頭には入ってこないので、リラックスをすることを考えた方がいいと思いますね。音楽を聞くのもいいでしょうし、同級生と話をするのもいいでしょうね。

　私は、同級生と答え合わせをすることに集中をしていましたが、答え合わせをしておおよその解答が出てしまうと、何点というのに縛られてしまうので、ギリギリだったら、少しでも覚えることに集中をした方がいいと思いますが、こればかりはやってみないと分からないですよね。

　とにかく重要になってくるのは、精神的な安定なので、自分が安定をする状態を一日保つようにするといいですよ。

　一人で受ける状況になっている人は相談する人がいなくて不安もあるでしょうが、余計な情報が入ってこないと前向きに考えて試験に臨んでいくのがいいと思います。

　長いようで短い一日なので、焦らず、ゆっくりと解答をしてくださいね。

　鍼灸師の仲間が増えるのを楽しみにしております。