東洋医学を学習していると、病がどのように発生したのかを考えていくことになりますが、病の本質は虚として考える方がいいのか、実として考える方がいいのか、どちらなのでしょうか。 続きを読む 病の本質は虚なのか?実なのか?
「天人合一思想」タグアーカイブ
エアコンの身体への影響を東洋医学的に考える
まだまだ残暑がありますが、夏の間に欠かせないものはエアコンですね。エアコンを使わなくなるまでは、まだまだありますが、今回はエアコンの身体への影響を東洋医学的に考えてみたいと思います。 続きを読む エアコンの身体への影響を東洋医学的に考える
天人合一思想―天人相応
心身一元論
東洋医学の考え方
1.整体観
東洋医学は臓腑・経絡を用いて、体を整える観方がある。
2.天人合一思想
人間の脈が大地で言う川であるというように、人と自然が一体であるという考え方。
3.人体を小自然(小宇宙)と見る
宇宙が様々な惑星などが集まって機能しているように、人間の身体も臓腑や筋骨などが集まって機能していること。
4.天地人三才思想
人は天と地の調和で出来ているという考え方。物事を3つに分ける考え方でもある。
5.陰陽論
陰陽論は物事を2つに分ける考え方であると同時に、寒熱バランスとしても考えられる。対立:陰陽は対立する
- 互根(依存):対立した概念が必要
- 制約:お互いにバランスを取る働きがある
- 消長:陰陽の量的変化(陰が増える、陽が増える)
- 転化:陰陽の質的変化(陰が陽、陽が陰に変わる)
- 可分:陰陽は分けることが出来ること
6.五行
木火土金水とも言われ、相生・相克関係がある。相克関係が強くなることを相乘とも言え、逆の働きを相侮と言う。
- 木:曲直→成長、昇発
- 火:炎上→温熱、上昇
- 土:稼穡→継承、受納、生化
- 金:従革→清潔、粛降、収斂
- 水:潤下→滋潤、下降、寒涼
東洋思想
気のときにも書きましたが、気という用語は東洋哲学用語であり、これを医療に応用したのが、東洋医学になります。ということで、東洋医学は東洋哲学の考え方が根底にあるということが出来るのですが、東洋哲学用語で東洋医学に用いられている考え方はいくつかあるので、それを紹介したいと思います。 続きを読む 東洋思想