夏休みが取れない

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土日休みがないということはブログにも書きましたが、鍼灸・柔整の業界だと、夏休も長期で取れないことが多いです。私自身は学生時代は長期休みはバイトを沢山入れたりしていたので、休み期間中は働くというのが当たり前でしたが、この状態が長いと長い夏休みも取ってみたいなと思うようになりました。

 

ただ、他の人が休みのようなお盆休みだと、どこに出かけても混んでいるし、値段も高くなるので、時期をずらして取れたら、いいなと思いますね。我々のような仕事をしていると、対人ビジネスになるので、人が休みだと通いやすいので、お盆だからといって、長期に休むことは少ないですね。

 

治療室によっては、夏休で4日ぐらい取ったりすることも多いですが、1週間以上休むのは、ほとんどないですね。ただ、我々の仕事は技術や知識、経験が重要になるので、ある程度、出来るようになれば、しばらく仕事を休むか辞めて長期に休むことも可能ですね。

 

例えば、海外に長期に訪ねていくような人達は、技術職系が多いようですし、介護や理学療法、看護の資格を持って、働いたことがある方は、貯金をして、海外にしばらく滞在して、また働くということをしている方も多いみたいです。

 

鍼灸師の仕事は、開業、整骨院、整形外科、訪問とありますが、整骨院・整形外科だと若いうちの求人は沢山あるのですが、年齢が上がってくると求人がなくなることも多いので、開業か訪問などを行っている人も増えてきています。

 

求人広告を見てみても、訪問の会社が多くなってきたので、訪問の分野はまだまだ人が足らないし、仕事も多いのではないかと思います。

 

治療院に継続して通っていても、歩けなくなったら、治療院に来れないので、それで訪問を始めたという方もいるので、今後、超高齢化していく日本では訪問は経験した方がいいと思います。

 

何故、経験した方がいいかというと、訪問の患者さんは、脳血管障害の後遺症の方も多く、起きたり寝たりという動作も早くできないですし、疾患も重篤な方も多いので、治療家としての成長という観点から見ると、どのように低下していくのかを知ることが出来ます。

 

もちろん、学校で習ったりはするのですが、やはり授業で習うのと、目の前で見て、治療の経験を積むことは大切になります。核家族ではなく、自宅に祖父母などがいて、高齢者の生活や身体というのを身近で体験している方は、それほど問題にはならないのですが、高齢者を見たこと無い人はどのように対処していいかも分からなくなるので、患者さんの大変さや病気についての理解が少なくなってしまいますね。

 

治療院で働いていても、来ている患者さんには必ず両親という存在があるので、もしかしたら、そういった方に対しても注意点などを説明すること出来れば、来院されている患者さんのご家族に取ってもメリットが出てくると思います。

 

50代以降の患者さんでは、介護や両親のことで大変な方も多いですしね。私自身も50~60代の患者さんからそういった方の病気についての相談も受けることが多いですし。

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