東洋医学的な治療をしたいという鍼灸師は多いですし、東洋医学的な治療をしている鍼灸師もいますが、本当に東洋医学の治療ってしているのでしょうか?
「『傷寒論』」タグアーカイブ
京骨(けいこつ)
京骨は足太陽膀胱経の経穴の一つで、原穴になります。足太陽膀胱経の経穴になるので、足部だと外側にあるというのは意識できますが、どの場所と言われると、第5中足骨の前後だったなという記憶になってしまうのではないでしょうか。ちなみに、私はよく間違えて、第5中足骨の後ろにある金門を取穴しているときがありました。 続きを読む 京骨(けいこつ)
東洋医学は進化する医学
甘草湯(かんぞうとう)と炙甘草湯(しゃかんぞうとう)の違い
漢方は名前が似ているけど、使う状態が違うし、中身も違うというのがありますが、その一つに甘草湯と炙甘草湯もあります。どちらも甘草湯と入っているので、同じなような気がしますが、炙甘草湯は「炙る(あぶる)という漢字が入っているので、乾燥させるだけではなく炙っていることになります。 続きを読む 甘草湯(かんぞうとう)と炙甘草湯(しゃかんぞうとう)の違い
桂枝加勺薬湯(けいしかしゃくやくとう)
桂枝加勺薬湯は、風邪のひきはじめに利用されやすい解表薬である桂枝湯の勺薬を倍加した処方で、腹部疾患に対して用いられやすいので、過敏性腸症候群に対しても利用されている漢方薬です。 続きを読む 桂枝加勺薬湯(けいしかしゃくやくとう)