細胞を学ぶときに脳細胞の低下を感じたときに読む本

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 1999年の地球の人口は約60億で、現在は70億を超えています。人間の身体は60兆個の細胞によって出来ているので、1999年の人口の約1万倍ですね。

 1999年当時の人口の1万倍の人を集めて、さらに上下左右前後に隙間なく並べた状態が人間だと言えますね。想像することすら難しい状態ですが、ぴったりと隙間なく存在しながら、相互に協力して働いています。

 

 鍼灸学校に入学すると、解剖学・生理学などの西洋医学の基礎を学んでいきますが、小学校だか中学校以来の細胞の勉強なんて、頭の中に入らないですよね。細胞オタクになれば話は別ですが、解剖・生理学だけではなく、ツボや東洋医学の学習もして、実技の練習をするというのは時間的に難しくなっていくことが多いですね。

 

 さて、人間の細胞は何種類ぐらいあるでしょうか?

 

 200種類です。200種類にはそれぞれ特徴と働きがあるので、それを覚えて理解するのは大変ですよ。もちろん、細胞の研究者になる訳ではないので、鍼灸師の学習で学ぶ種類は少なくなりますが、他に、骨で約200、筋肉で約400の名前、働き、神経を覚えます。

 

 もう、脳細胞がどれだけ必要なのかと感じる人も出てきますね。そういった時に、どうすればいいかと言えば、出来るだけ簡単にイメージをしながら覚えていく必要があります。ということで、最初に学ぶ細胞に関してはこちらの本で働きを覚えてしまいましょう。

 『はたらく細胞』

 私が学生のときには、こういった漫画がなかったので、とりあえず、試験に出題されやすそうで、覚えられる範囲の物だけをとにかく詰め込んでいました。

 

 身体のメカニズムは全て細胞によって行われているので、身体を理解するための基本は細胞と考えれば、細胞をとにかく理解しておくことが大切だと言えますね。

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