治療院の名前はシンプルな方がいいですよ

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 資格を取得して数年治療院で働いて、自分の治療院を作るのは、大変さもありますが、自分の物なので楽しいことではないでしょうか。

 治療をどうやっていくのか考えていかなければいけないし、一人の治療者から、起業することになるので、経営者にもなるので、大変さは何倍にもなるでしょうが、自分の好きなようにやれる環境はいい状態ですよね。

 

 開業された人は、もうスタートしているので、最初に戻ることができないですが、これから開業していく人への注意点として名前をあげておきます。

 

 治療院を開業するときには、自分の治療に対する思いや好きな言葉を考えていくと思いますが、名前は何のためにあるのか考えた方がいいですよ。

 

 例えば、人の名前でも名前は他者と区別をしてくために必要なものであり、覚えてもらうために大切な物になります。

 

 大切な物なので凝った物を付けたいという気持ちになるかもしれませんが、前提に戻って考えてみるのは非常に大切です。治療院の名前で凝ったものにしてしまうと、名前の説明を患者さんにしないといけないですし、他の人に紹介してもらうときにも伝えにくいので、名前によって成長を抑えてしまうことになります。

 

 例えば、名前として使っている人はいないようですが、「恬憺虚無(てんたんきょむ)」は東洋医学の思想として、「心を正常に落ち着けていく」という意味で大切な言葉になり、治療者としての心構えとしても重要なので、治療院の名前につけたらどうなるでしょうか。

 

 多分、治療院のホームページで見かけたとしても、読めないでしょうし、一回で単語を覚えられないですよね。

 

 東洋医学を勉強していれば当たり前の言葉になっていくような物と言えないことはないでしょうが、鍼灸師でも全員が覚えている単語ではなく、東洋医学の詳細を調べて学んでいる人のみが覚えている言葉ですよね。

 

 通院している人は段々と名前を覚えてくれるでしょうが、その患者さんから紹介された人は、まず名前を覚えるのが大変でしょうし、何度も見ないと覚えられないですよね。

 

 今は、パソコン、スマートホンで情報のやり取りをしているので、メールで文章を打つ時にも「恬憺虚無」という言葉は出てこないですよね。

 

 さらに、開業すると経費を使っていくことも多いでしょうから、領収書の宛名を書いてもらうでしょうが、一般に馴染みが薄い専門用語だと、専門家でないと理解できないので、他の人は読めないし、知らない単語になってしまいます。

 

 いろいろな方と食事をしたりすると、領収書を書いてもらうという場面に遭遇しますが、分かりにくい単語、長い文章だと名刺を見せて書いてもらっているようですが、分かりにくいと、領収書を書く人が間違えてしまうこともあるようです。

 

 分かりやすい単語ならば書きやすいし、自分の思いを入れたいということで、英単語を複数使って治療院名・会社名を作った人もいますが、結局、使ってみたら使いにくいという話しも聞くので、出来るだけシンプルで、音がいい物の方がいいと思いますよ。

 

 変わった名前でも、音の繋がりがいいと覚えやすいですし、漢字と音が一般的なものだと、音を聞くと感じが頭に浮かぶので、覚えやすいし、広がりやすいのでお勧めですね。

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