腹部症状と三陰三陽
東洋医学を用いて治療を行う場合は弁証を立てて行っていきますが、現代医学でも検査と推測を重ねて最適な治療法を考えるように、東洋医学でも推測を重ねていくことで最適な治療にたどり着くようにしていく必要があります。
東洋医学を用いて治療を行う場合は弁証を立てて行っていきますが、現代医学でも検査と推測を重ねて最適な治療法を考えるように、東洋医学でも推測を重ねていくことで最適な治療にたどり着くようにしていく必要があります。
生命は気血が循環していることによって成り立っていると考えていくのですが、気血が循環していくためには、上下左右に流す働きが必要になっていきます。
鍼灸や漢方、按摩をしているという話になると科学的ではないという意見が出てくることがありますが、科学という言葉の定義からすると誤りになるのではないでしょうか。
気海・気街・四海という言葉がありますが、気が集まるところという意味があるので、身体に取って重要な場所という意味があります。四海・気海・気街も身体部位と関係をしやすいです。
背候診は鍼灸治療の中でよく使われる方法で、背部の体表観察や触診を行っていくことで、臓腑や身体の状態を診察していく方法であり、背診(はいしん)や候背(こうはい)とも言われます。
委陽穴は膝裏の外側で、大腿二頭筋腱の内縁にあり、足太陽膀胱経に所属をし、三焦の下合穴になります。三焦と膀胱に関係をするので排尿障害に用いられることがあります。
鍼灸治療だと置き鍼(おきばり)をしますねという表現がありますが、これは円皮鍼や皮内鍼のことを指すことが多いです。
支溝は前腕後面で手関節から上3寸にあり、手少陽三焦経の経穴になります。
ぎっくり腰、寝違え、むち打ち、打撲、ねん挫などの急性期の痛みの場合は遠隔で治療をするのもいい方法です。
小児夜尿症は小児のときに発生する一時的な症状の場合が多いですが、継続して発生している場合は親子ともに気になることが多いと思います。