郄穴と絡穴の違い―絡病と絡穴
ツボは、腧穴(ゆけつ)と言われ、作用が強い物は特定の名前がついていきます。五行でまとめられているのが五行穴(五兪穴)で、特徴的な原穴、絡穴、郄穴、兪穴(背部兪穴)、募穴は五要穴と言われています。
ツボは、腧穴(ゆけつ)と言われ、作用が強い物は特定の名前がついていきます。五行でまとめられているのが五行穴(五兪穴)で、特徴的な原穴、絡穴、郄穴、兪穴(背部兪穴)、募穴は五要穴と言われています。
東洋医学では、身体は自然と一体であり、人体は臓腑・経絡のつながりによって成り立っているという考え方を整体観といいます。
肝の病証を見ていくと良く出てくるのが疏泄の太過と不及という単語になります。疏泄の太過はイライラしやすく怒りっぽくなり、疏泄の不及は気持ちが落ち込むことになります。
東洋医学の治療では未病という病気になる前からの治療が大切と言われているので、未病は養生思想・健康観とも関係をしてきます。
お腹が痛くなるのは、誰もが一度は経験したことがあると思いますが、何となくシクシクとした痛みが続くと不快ですし、不安になりますよね。
養老は手太陽小腸経の郄穴であり、尺骨頭橈側の陥凹部で、手関節背側横紋上の1寸にあります。側方ではなく、後面にあり、尺骨頭の陥凹部に取穴をしていくので、慣れないと触りにくいところになります。
東洋医学は現代医学と違う身体の捉え方をしていくので、東洋医学を理解していくためには、東洋医学の身体の観方が重要になっていきます。
アナトミートレインは現代医学的な考え方がベースで、経筋は東洋医学の考え方ですが、共通点が多くあります。
初心者のときには治療はどのようにしていこうか悩むことが多いと思いますが、臨床の経験が出てくると、治療はシンプルでもいいのではないかと思うことが出てくるのではないでしょうか。
痃癖は肩癖(けんぺき)と表現されることもあり、いくつかの意味があり、肩こりの意味や腹部の硬結として使われています。