背部兪穴は水平刺がいい
背部兪穴は臓腑に繋がる経穴であり、東洋医学の治療としては重要な場所になりますが、胸郭と関わることが多いために、刺入していくにはリスクが高い場所になります。
背部兪穴は臓腑に繋がる経穴であり、東洋医学の治療としては重要な場所になりますが、胸郭と関わることが多いために、刺入していくにはリスクが高い場所になります。
期門は、旧教科書では乳頭線上で第9肋軟骨付着部下際であり、新教科書などでは乳頭線上で第6肋間になるので、新旧の教科書で取穴部位が違う経穴になります。
東洋医学の診察では身体の状態を細かく聞くことが必要で、二便についても尋ねていくことになりますが、どういったことを考えていけるのかをまとめてみたいと思います。
近年、流行ってきているのは超音波で身体の対象物を見ながら、鍼を刺入していく方法がありますが、実際の所どうなのでしょうか。先日、たまたま超音波器具を持っている人に協力してもらって超音波鍼灸を行うことが出来たので、私が感じ … 続きを読む 超音波エコーと鍼灸
漏谷は足太陰脾経の経穴であり、内果の上6寸にあるので、三陰交の上三寸にあります。「漏」はにじみ出ていくという意味があり、「谷」は筋骨の間にある隙間という意味になります。
経絡は臓腑に繋がり、全身を循環していますが、身体の機能や動きは筋と関係することから、運動器疾患の多くは経筋の病として考えていくことになります。
鍼の刺入の仕方としては透刺法というやり方がありますが、治療の中で応用できることも多く、覚えておくと便利なやり方だと思います。この透刺法は関節の痛みにも利用できるのではないかと思い、最近はよく使用しています。
四診は望聞問切という4つがあり、望診で分れば神、聞診で分れば聖、問診で分れば工、切診で分れば巧と言われ、『難経』六十一難に記載があります。
東洋医学ではストレスは肝に影響を与えやすく、ストレスがかかると肝の障害を起こし、肝の病証を引き起こすと言われますが、どのように発生するのでしょうか。
東洋医学では身体の中にある物は、気・血・津液・精・神という5つがあり、五臓があるという考え方をしていき、五臓の働きは気血津液精神に影響を与えるという考え方になります。