症例5_解説と治療
症例5の解説と治療です。脾気虚による下肢のだるさと考えることができます。痰湿の存在を考えてもいいのですが、脾気虚による治療だけで改善が見られたので、痰湿は検討課題にしました。
症例5の解説と治療です。脾気虚による下肢のだるさと考えることができます。痰湿の存在を考えてもいいのですが、脾気虚による治療だけで改善が見られたので、痰湿は検討課題にしました。
冷え症になると、手足が冷えて元気もなくなるし、何もしたくなくなるので辛いですね。東洋医学では気の問題が生じた場合に冷え症と考えられる陽虚になってしまうことがあります。
東洋医学では、内臓を臓と腑に分けていますが、臓と腑に該当しない例外を奇恒の腑と呼びます。臓・腑・奇恒の腑はそれぞれ6つあります。
妊娠をすると黄体ホルモンの働きが活発になり、腸の運動機能が低下するので便秘になりますが、東洋医学ではどのように考えるのかを書いてみたいと思います。
咳は風邪をひいたときに出ることが多いですが、風邪をひいた後や風邪以外のときでも咳が出てなかなか止まらないことがあります。夜中に咳が続くと十分は睡眠が取れないので非常に辛いですよね。
年を取ると言うことは生命力の欠如になるので気が不足することだと言えば、それで正解になるのですが、詳細に考えていくと間違いにもなります。
症例3の解説と治療ですが、肺腎両虚による病能と考えることができます。肺腎両虚では陽虚・陰虚が生じることもあり、四診をもう少し行うと確定しやすくなります。
女性は髪を伸ばしていることも多いですが、髪の毛は年齢を表すとも言われるので、手入れを入念に行っている人も多いと思います。ヘアケア商品は数も多く、自分に合う方法を考えながら実践をしていると思いますが、鍼灸治療でどのような … 続きを読む 鍼灸で美髪を作る方法
症例2の解説と治療ですが、腎陽虚証による腰痛と考えていることができます。ぎっくり腰自体は腎の問題というより、腎の問題が続き、腰部の気血の流れが悪くなったのと同時に、腎経の表裏である膀胱経に問題が生じたためと考えられます … 続きを読む 症例2_解説と治療