気血津液精のまとめ

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1.精(生殖・成長・発育と関係)

  • 先天の精:父母から受け継ぐ、腎、原気になる
  • 後天の精:脾胃で作られる、腎精の補充、水穀から出来る、気血になる
  • ※天癸:生殖の成熟を促す(男性16歳、女性14歳)

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経絡とは何か?

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 東洋医学の学習で必ず出てくるのが経絡というものになります。経絡は身体中を走行しているもので通常は見えないと考えられています。患者さんから経絡とは何かという質問も多いですよね。 続きを読む 経絡とは何か?

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心の働き

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 東洋医学では臓腑は機能として捉えて、生理的な活動についての話は臓象と言われます。臓象の根底には五行の性質があるのですが、今回は心の働きについて書いていきます。 続きを読む 心の働き

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肝の働き

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 東洋医学では五行に分けた五臓で身体の働きや病気を考えていくことになります。最初は肝からスタートしますが、肝は五行では木に該当し、木の働きである曲直を理解しておくことが大切になります。 続きを読む 肝の働き

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痔の治療はここだ!!

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 鍼灸治療を受ける方で、問診を行っていると、痔があり辛いという話しを聞くことがあり、「痔には百会」というのが有名だと思いますが、他のツボも使っていくことができます。 続きを読む 痔の治療はここだ!!

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東洋医学の考え方

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1.整体観

 東洋医学は臓腑・経絡を用いて、体を整える観方がある。

 

2.天人合一思想

 人間の脈が大地で言う川であるというように、人と自然が一体であるという考え方。

 

3.人体を小自然(小宇宙)と見る

 宇宙が様々な惑星などが集まって機能しているように、人間の身体も臓腑や筋骨などが集まって機能していること。

 

4.天地人三才思想

 人は天と地の調和で出来ているという考え方。物事を3つに分ける考え方でもある。

 

5.陰陽論

 陰陽論は物事を2つに分ける考え方であると同時に、寒熱バランスとしても考えられる。対立:陰陽は対立する

  • 互根(依存):対立した概念が必要
  • 制約:お互いにバランスを取る働きがある
  • 消長:陰陽の量的変化(陰が増える、陽が増える)
  • 転化:陰陽の質的変化(陰が陽、陽が陰に変わる)
  • 可分:陰陽は分けることが出来ること

 

6.五行

 木火土金水とも言われ、相生・相克関係がある。相克関係が強くなることを相乘とも言え、逆の働きを相侮と言う。

  • 木:曲直→成長、昇発
  • 火:炎上→温熱、上昇
  • 土:稼穡→継承、受納、生化
  • 金:従革→清潔、粛降、収斂
  • 水:潤下→滋潤、下降、寒涼
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ツボはどうやって選ぶか?

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 鍼灸を行うときにツボを決定してから治療に入りますが、ツボはどうやって決めるのかを悩むことが多いと思います。初心者だけではなく、治療歴が長い人でも悩むことがあるようですが、これには理由があります。 続きを読む ツボはどうやって選ぶか?

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米を食べるのは安全なのか

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 「コメを摂取制限しろ」と言われたら出来ますか? 続きを読む 米を食べるのは安全なのか

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東洋医学で考える加齢―陰虚

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 年を取ると言うことは生命力の欠如になるので気が不足することだと言えば、それで正解になるのですが、詳細に考えていくと間違いにもなります。 続きを読む 東洋医学で考える加齢―陰虚

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健康食品は効果があるのか?

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 健康食品といわれるものは数も多く、一般消費者は効果があるもの危険なものを判断するのが難しいと思います。海外でしか販売されていないと言われるといいものなのかと思ってしまうことがありますが、危険が高い場合があります。

 

 食品は身体の中でどういった働きをするのか分からないことも多いですし、商品販売のページや広告は効果をうたっているので、客観的な情報は少ないですよね。

 

 国立健康・栄養研究所のHPでは、基礎知識・成分・食品に関わるニュースなどがまとめられているので参考にしてみるといいですね。

 

 食品による被害関連情報なども出ているので、気になった食品・成分があれば調べるがいいと思います。特定保健用食品についてのページもあります。

 

 表示許可食品の一覧があるので、気になったものをクリックすると、細かい商品にいき、利用法だけではなく、解説や評価なども載せられています。

 

 研究に関するデータもあるので、そこを見ていけば、どのぐらいの効果があるのかが分かります。論文を読むときには、有用性・有意差という言葉が、効果があったという程度の認識をしておけば、内容をつかめるのではないかと思います。

 

 生化学の分野を勉強していないと、詳細を理解するのは難しいと思いますが、生理学の知識を使って、どのように身体に働きかけるのかなとイメージしながら読むだけでも、勉強の復習になると思いますよ。

 

 私は、時間があるときやふと思い出したときにHPを開いて、適当に流し読みをする程度ですが、知識を忘れないためにも重要ですし、特定保健用食品は患者さんも摂取していることが多いので、話のネタにもなると思います。

 

 健康食品の効果があるのかないのかは論文を読むことで分かりますが、論文データのねつ造などの話題は確かにあるので、どこまでが本当なのかと考えたらキリがないので、自分で見て、試していいと思えば使えばいいのではないでしょうか。

 

 私は特定保健用食品を摂取するよりは、普段の食生活で気をつけるようにしていますが、気にしすぎると疲れるので、適当にやっています。

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