臓腑は相互に協調して働くことによって生命現象を成り立たせていて、気が循環していることが必要になりますが、気の循環に関しては、肺・脾・肝の協調関係が大切になります。 続きを読む 肺・脾・肝の相互関係―昇降との関係 →

　医療を勉強しようとするときに必ず学ぶのが解剖学ですが、現在の解剖学が成立するまでには長い時間がかかりました。 続きを読む 解剖学への探究心―解剖学と関係する小説 →

　鍼灸治療は怪しいと思う人がいるでしょうが、何が怪しいのでしょうか。ずっと考えてみて、自分なりの結論が出たので考えを書いてみたいと思います。 続きを読む 鍼灸が何故あやしいのか？ →

　学校にいるときは授業時間内に出来ればいいでしょうし、試験で合格を出来ればいいですが、臨床の中では試験がないし、正解もないし、誰にも注意を受けなくなるので何が大切なのか分からなくなります。 続きを読む 鍼の上達に大切なこと →

　痃癖は肩癖（けんぺき）と表現されることもあり、いくつかの意味があり、肩こりの意味や腹部の硬結として使われています。 続きを読む 痃癖（けんぺき） →

　治療をするに当たり、鍼灸や手技だと初診の治療は軽めに済ますということも多いのですが、どういった理由で軽めにしておくのでしょうか。東洋医学的な視点からも考えてみたいと思います。 続きを読む 1回目の治療を軽くする理由 →

　マッサージをやりはじめてすぐのときは、筋肉を捉えることが難しいですし、手も上手く動かすことができないので、練習が必要になっていきます。 続きを読む マッサージの練習 →

　陽虚と陽実は、風邪（かぜ）の状態で症状が違う場合を指すことがありますが、陽虚は冷え、陽実は熱として考えていくことができるので、どういった状態についての話なのか注意しないといけないです。 続きを読む 陽虚と陽実に対する治療 →

　胃は他の腑と比べて生理的な働きが多いので、生理的な働きが低下をした病証も多くあります。腹痛、食欲不振、消化不良、悪心、嘔吐、便秘などは胃の働きの低下と関係をしやすいのですが、脾の病証と似てくる物があるので混乱しやすいと思います。 続きを読む 胃の病証 →

　東洋医学を用いて治療を行う場合は弁証を立てて行っていきますが、現代医学でも検査と推測を重ねて最適な治療法を考えるように、東洋医学でも推測を重ねていくことで最適な治療にたどり着くようにしていく必要があります。 続きを読む 腹部症状と三陰三陽 →