症例11は脾胃湿熱による副鼻腔炎と考えることができます。病能としては、湿熱が強い訳ではないですが、もともとの身体の状態が脾胃の働きが停滞しやすく湿邪が阻滞しているので、外邪によって気血のめぐりが悪くなったのと、体内に阻滞している湿が熱化をして発症していると考えられます。 続きを読む 症例11_解説と治療
「痰」タグアーカイブ
タバコの害を東洋医学的に考える
身体の中の水分―津液の話し
身体の中には水分が多く含まれていて、成人男性では身体の60%が水分と言われています。水分が2%失われると喉が渇き、5%程度失われると脱水症状が生じ始めて、10%以上になると生命の危機が生じてしまうほど重要な水は東洋医学では津液(しんえき)と言われます。 続きを読む 身体の中の水分―津液の話し