肺の働きは宣発・粛降があり、上下内外の働きに関係する性質がありますが、本質的な働きは「降」に関係をしています。東洋医学の考えでは、陰と陽は相互に補完し合う関係になるので、「降」というのは「昇」にも影響することになり、「降」は陰であり、「昇」は陽になるので肺の働きには陰陽があることになります。 続きを読む 肺の働きと陰陽―肺の基本は降の働き
「肺」タグアーカイブ
乗侮と病証
水様性鼻汁と東洋医学
生気通天論に対する疑問
風熱―風寒と風熱
肺・脾・肝の相互関係―昇降との関係
臓腑は相互に協調して働くことによって生命現象を成り立たせていて、気が循環していることが必要になりますが、気の循環に関しては、肺・脾・肝の協調関係が大切になります。 続きを読む 肺・脾・肝の相互関係―昇降との関係
桔梗湯(ききょうとう)
肺と腎
痰湿の排泄
東洋医学では痰湿の話しが多く出てきますが、水分の停滞が生じている状態を痰湿といい、痰湿は気血津液の運行を邪魔してしまうので、痰湿を排泄させることが治療においては大切になっていきます。 続きを読む 痰湿の排泄
肺熱による運動麻痺―運動麻痺と東洋医学
運動麻痺は痿躄(いへき)とも呼ばれ、四肢不用、四肢軟弱、四肢不挙と呼ばれることがあります。痿は、筋が軟弱で無力になるもので、萎縮や運動麻痺とも関係をしている用語になります。 続きを読む 肺熱による運動麻痺―運動麻痺と東洋医学