委陽穴は膝裏の外側で、大腿二頭筋腱の内縁にあり、足太陽膀胱経に所属をし、三焦の下合穴になります。三焦と膀胱に関係をするので排尿障害に用いられることがあります。 続きを読む 委陽
肺熱による運動麻痺―運動麻痺と東洋医学
運動麻痺は痿躄(いへき)とも呼ばれ、四肢不用、四肢軟弱、四肢不挙と呼ばれることがあります。痿は、筋が軟弱で無力になるもので、萎縮や運動麻痺とも関係をしている用語になります。 続きを読む 肺熱による運動麻痺―運動麻痺と東洋医学
問診時には患者さんの心について考えることも大切です
問診のときは、いろいろな質問をして状態を把握していくことが大切ですが、症状や病気によって苦しんでいる患者さんの心についても考えていくことが大切です。 続きを読む 問診時には患者さんの心について考えることも大切です
東洋医学の五季(五時)と日本の季節
東洋医学では五季という季節の分類方法があり、春・夏・秋・長夏(ちょうか)・冬という分け方があります。この五季は中国の気候をもとに作られているので、日本の季節と少し違いがあります。 続きを読む 東洋医学の五季(五時)と日本の季節
東洋医学的な鍼灸治療のはじめの一歩
東洋医学的な治療を行おうとした場合に、気血津液はどうなっていて、臓腑だとどこの問題なのかと考えることが必要なのですが、それだと知識を十分に理解していないと使いこなせなくなってしまいます。 続きを読む 東洋医学的な鍼灸治療のはじめの一歩
技術はどうやったら向上するか
湿温潮熱(しつおんちょうねつ)―身熱不揚(しんねつふよう)
湿温潮熱は、湿温という湿熱によって生じる潮熱のことで、昼過ぎに熱が出るのが特徴で、身熱不揚も発生します。身熱不揚は、熱感を訴えるが、術者が触れても感じにくい、または手を置いていると熱く感じてくる場合のことをいい、一見では熱があるのが確認できないことです。 続きを読む 湿温潮熱(しつおんちょうねつ)―身熱不揚(しんねつふよう)